●火曜日MT平成18年度研修会

【目的】

 前年度に実施されたしまなみ海道ツーリングでの反省から、バイク運転とツーリングを通じて、”大人”とはどういうものであるかを理解し習得する。

【研修会会場】四国カルストと道後温泉。

【研修会期間】H18年(2006年)10月16日〜18日

【研修会世話役】あめふらし

【研修会参加者】

ひすあきさん/タカさん/しょっち〜さん/はやすぃ〜君/

Maxdio(MCD)君/あめふらし/以上6名

火曜日MT平成18年度研修会レポート(1)

○2006年10月16日(月)

田辺駅前のローソン→大阪南港FT

◆見送りたい

 今年もやってきました神無月。@あめふらし企画・引率のお泊まりツーリングの月です。今年も行き先は四国です。8月に大筋の計画を立て、9月中旬までにはフェリーを確保。あとは当日を待つだけとなりました。

 ところが今年も10月に入ってから台風18号が発生・・・Σ(゚Д゚;) 北上すれば四国直撃かと思われたのですが、大陸から張り出した高気圧に阻まれて東にそれていきました。16〜18日にかけてはこの移動性高気圧に覆われるとのこと。今年のツーリングも快晴のようです。さすがは日青男@あめふらしです。ヘ(^o^ヘ)\(_ _#)

 さて出発当日となった10月16日(月)、集合場所に指定したのは『ごんた』に向かう道の入口にあるローソンです。仕事から急ぎ帰宅して集合場所に到着したのは、集合時間の21時少し前。すでにはやすぃ〜君が到着しておりました。ローソンで夕食の買い出しを済ませて出るとしょっち〜さんも到着。あとはひすあきさんとタカさんを待つだけです。

 21時過ぎ、その『ごんた』の方向よりドヤドヤと数人の方々がやってまりました。『見送り隊』の方々です。今回の研修会に参加できないけれども、無事安全を祈って見送って下さる心暖かい方々です。さすが大人です。

 『見送り隊』の方々は、パルケさん、ブロスさん、ぬ〜やんさん、こ〜ちゃん、しのやん、稲妻さん、ひすあきさんタカさん

・・

・・・ (゚д゚)ハァ?

なんで二人がそっちにいるの?

「”ごんた”に吸い込まれました〜」(ひすあきさん談)

「なんでそっちにおんの?」というしょっち〜さんのツッコミがあったのは言うまでもありません。でも『ごんた』のすぐ近くにあるガレージを借りている私も、吸い込まれかけたというのはここだけの話。あと20分ぐらい早く帰れていたら間違いなく吸い込まれていたでしょう。(^^;)

 なんやかんやで大阪出発組み5名は無事に集合となりました。『見送り隊』の方が人数が多いっすね。おみやげを頂き、皆様の暖かい声援を受け、21時15分過ぎにローソンを出発。平成18年度研修会が始まりました。

 『見送り隊』の方々、ほんとうにありがとうございました。m(_ _)m

【写真】見送られるバイクを囲んで盛り上がる『見送り隊』の方々。

◆四国オレンジフェリーの夜

 途中で給油をしていたので大阪南港FTに到着したのは21時45分頃。移動中、ひすあきさんのバイクのテールランプが切れていることが分かりました。予備電球に交換したので簡単に解決。火曜日ミーティング名物(?)のツーリング中のトラブルですが、これで終わることを祈りました。しかし、これが後の出来事の序曲になろうとは、誰も知り得なかったのです。

 乗船手続きを終えてフェリー乗り場へと移動します。乗り場には愛媛県内に住むライダーさんが一人先着しておりました。聞くと信州ツーリングの帰りで、明日からさっそく仕事だそうです。明日が休みなら、我々のツーリングに誘おうと思っていたのもここだけの秘密ですよ。

 乗り場でしばらく待機。トラックなどの貨物の積み込みが一段落ついたので、バイク組みも乗船。トレーラの間にバイクを止めて客室に上がります。2等船室は先着の一般徒歩ならびに車で乗船したお客さん達がすでに就寝モードに入っていました。邪魔してはいけないと、最小限の準備と片づけをして風呂に向かいました。風呂に入っている間にフェリーは出発。東予港に向かいます。

 フェリーの風呂に入りさっぱりしてから展望室へ移動します。テーブルを一つ確保して研修会が始まります。

議題は・・・

【明日のコースはどうするか?】 (゚д゚)ハァ?

 はい。この時になっても決めておりませんでした。(^^;) 東予港から四国入りして松山港から帰阪するということは決まっていましたが、上陸後どこを走るかが決めておりませんでした。上陸後松山に直行して道後温泉に入り浸るという案もありましたから。

「四国カルスト」か「石鎚スカイライン」のどちらかということでしたが、結局は「四国カルスト」に決定。わずか3分ほどで研修会は

終わり、懇親会へと移りました。

 今回は5名という小世帯ということもあり、テーブルだけでこぢんまりとした宴会となりました。去年のように甲板に出て騒いだりしてません。あれこれと談笑が続きます。話題はつきません。次から次へと話のネタが出てきます。ほんとネタが豊富ですね。

 気が付くと船は明石海峡大橋を通過。「マン島はどっちだ〜」と心は早くも来年1月に向かっていたのでした。

 日付が変わった1時頃、明日のことも考え懇親会はお開き。客室に戻り寝ることにしました。

【写真】懇親会の一風景。

○2006年10月17日(火)

東予FT→四国カルスト→道後温泉→松山観光港

◆四国入り

 翌17日(火)、午前5時頃に照明がついて起こされます。寝たのかどうか良く分からない状態です。起きてまずは周囲を確認。

OK。行方不明者はいません。6時10分頃に東予FTに到着。車両甲板に下りて下船準備。昨晩の愛媛ライダーと挨拶して別れます。

 KSRUで甲板から埠頭へ。神戸発で四国入りしていたMCD君の撮影がお出迎えです。これで参加者6名全員が集まりました。その頃、車両甲板で燃料コックを閉めているのを忘れて「エンジンが掛からない!」と焦っていた人がいたのは秘密ですよ。

しょっち〜さん、ヘルプありがとさん。

 下船してからターミナル前に移動してひとまず朝ミーの後に出発。昨年立ち寄ったローソンに行き、ここで”讃岐饂飩”で朝食。コンビニに讃岐饂飩があるとはさすがに四国ですな。ヽ(゚∀゚)ノ

ちなみに店員に尋ねたところ、ここの他にもう1店舗しかないそうです。

【写真】 讃岐饂飩のあるローソン。駐車場ではMCD君がチェーンを緩めておりました。

◆フリー走行

 讃岐饂飩でお腹一杯になって7時半少し前に出発します。R196〜R11で一旦高松方面に移動です。原付で走るといつもは見えない風景に気づきます。ガチョウがいたり、象がいたり、虎(カラーの家)があったりとか。そしてミゼットも。東予(現:西条市)は奥が深そうな所ですよ。ヽ(゚∀゚)ノ

 R194に入って少し進んだ所で一度集合。ここからお待ちかねのフリー走行タイム。寒風山トンネルを越えて少し先にある道の駅『木の香』まで自由走行としました。一瞬で姿が見えなくなったしょっち〜さんとはやすぃ〜君。のんびりとマイペースで走り出すMCD君。あめふらし@世話役もマイペースで走り出します。

 R194は西条市と高知市を結ぶ四国縦断国道。かつては標高1763mの寒風山を越える四国縦断3ケタ酷道でしたが整備・改良が進み、寒風山TNの開通(1999年4月)をもって快適な山間の3ケタ国道に生まれ変わりました。全区間が整備された2車線道で、川沿いの平坦路やカーブ

が連続する区間などなどバイクで走ると実に楽しい道なのです。はい。

 朝7時過ぎという時間帯だったので走っている車はほとんどいません。みなマイペースでどんどん進んで行きます。四国らしい山間の道で、適度なカーブやいくつものトンネルを越えて進みます。快適。快適。ツーリングはこうでないとね。(゚∀゚)

 急勾配の坂道を上りきると寒風山トンネルに入ります。全長5432mのトンネルで、日本の一般国道では最長の無料トンネルです。ここは長さが長い上に、トンネル内は揺るやかな勾配となっているためついつい速度が出てしまいがちになるトンネルです。聞くところではトンネル内で速度取り締まりをしていることもあるそうな。(゚Д゚ ;)

 長〜いトンネルを抜けると高知県に入ります。トンネルから3kmほど走ると道の駅『木の香』に到着。ここで集合のために一旦休憩です。

【写真】さて、これからフリー走行が始まります。

●研修会ノ風景(其ノ壱)

 

シャリイで快走中のタカさん。

寒風山TNを出るタカさんとひすあきさん。

MCD君が通過。これで皆高知県入りしました。

◆道の駅『木の香』

 道の駅『木の香』に到着。先着していたしょっち〜さんとひすあきさんと合流。先に着いているはずのタカさんとはやすぃ〜君の姿が見あたりません。早くも二名が行方不明です。(゚Д゚ ;)

「見ていたけど、二人とも通り過ぎてしもたわ〜」(しょち〜さん談)

 見落とし?まさか、ここまで3枚ぐらい『道の駅木の香●km』という標識があったはず。見落とすわけありませんがな。どうやら、道の駅直前ではやすぃ〜君がタカさんを追い抜いたことでタカさんのスイッチが入ってしまた模様。”捕獲のタカ”となったタカさんは、NSR@はやすぃ〜を追跡開始。そのまま道の駅に入ることなく通り過ぎてしまったようです。( ´∀`)

 遅れたMCD君が到着してしばらくしてからタカさんとはやすぃ〜君が戻ってきました。この先の分岐点まで行ってしまい、いくら待っても来ないので引き返してきたとか。なにはともあれ集合できました。

 「途中で事故ったかと思って、走ってきた車を停めて聞いていたんや〜」とはタカさん。さすがタカ

さん。皆のことを気遣ってくれます。大人やな〜。

 全員が集合したところで朝ミーin四国(第一回目)。するとはやすぃ〜が何やら作業をしています。冷却水が漏れているそうで補充しているとか。どうしよう?結論は「漏れた分を補充すればよ

い」でした。これで解決・・・?(;´∀`)

【上写真】行き過ぎて急ぎ引き返してきたタカさんとはやすぃ〜君。

【下写真】全員集合の後はだらだら〜。はやすぃ〜君の姿に注目。

◆『633美の里』=『ムササビの里』

 高知県とは言え山間はかなり冷え込みます。日が出てきても気温は低く、走っていても寒いくらいです。流れる川の水もかなり冷たくヒンヤリとします。 大阪は暖かくても山中は少しずつ秋から冬へと向かっています。

 道の駅『木の香』を出発します。次の道の駅『633美の里』までフリー走行。各自のペースで移動です。ここから先のR194は本川TNを越えると大橋貯水池というダム湖沿いを進む平坦な道となり、大森TNを越えて吾川郡いの町(旧:吾川郡吾北村)に入ると急カーブが連続するワインディング区間が現れるバイクで走ると 大変おもしろい区間。ただし大型車がいなければの話。

@あめふらしは大森TNを出た付近からコンテナを積んだ大型トレーラに邪魔されてしまいました。_| ̄|○

 R439との交差点で一旦集合。ほどなくして次の休憩地点である道の駅『633美の里』に到着します。時刻は9時半。まだ9時半です。高知市街を抜けて桂浜まで行けるのではないかという走行ペースです。

  道の駅の売店も営業を開始していたので地元特産品を見て回り、”ゆず胡椒”と”ゆず唐辛子”を買います。外に出てベンチで休憩。タカさんが買ってくれた”文旦ジュース”を飲みながら饅頭をほおばって談笑。タカさん、ありがとう!m(_ _)m 本日3回目の朝ミーティングです。

 この頃になると陽も昇り暖かくなってきました。観光客も動きだし、【わ】ナンバーの車がちらほ

らと。さらに地元ライダーの姿もちらほらと・・・。あの〜、平日の朝なのですが。仕事は? かく言う我々も平日の朝からダラダラしているのですけどね。(;´∀`)

【写真】道の駅『633美の里』で3回目の朝ミーティング。だらだら〜。

◆快適なR439(与作)

 10時過ぎに出発します。少し南下してからR194から離れてR439に入ります。R439とは言えば、その筋の方々には有名な四国3ケタ酷道ですが、年々改良整備が進んでいます。特に高知県内は改良整備が進み、これから向かう大峠区間も立派なトンネルが完成してしまい、かつての面影を残すのはほんの一部区間だけとなってしまいました。

 走りやすい2車線道なので、R439に入ってからもフリー走行とします。しょっち〜さんのドリームは音を残して姿を消してしまいました。相変わらず速いですね〜。

 皆で山間の集落を繋ぐR439を思い思いのペースで淡々と進んで行きます。山の中腹まで家が

建っている四国の山間集落です。どんな暮らしをしているんでしょうか。

 立派なトンネルの大峠TNを越えて少し進んだ所で合流。この先、R33との交差点付近まで進むことにして引き続きフリー走行を楽しみます。 この先のR439は整備・改良が終わり快適な2車線道となっています。マイペースで走ることが出来ます。

 先頭はしょっち〜さん。すぐ後ろを@あめふらしが走ります。しょっち〜さんの走りを見ていると、何もない区間では爆走していますが、歩行者や車の姿がなくても集落や町の中では速度を落として制限速度近い速度で走行。ちゃんとメリハリをつけていました。 これが大人の走りというもので

すね。見習わないと。

【上写真】のんびりとローカル国道を走ります。案山子がお出迎えです。

【下写真】R439を走行。R33との交差点で集合します。

◆続くトラブル

 やがて吾川郡仁淀川町川口という町にあるR33との交差点に到着。ここで再度合流して近くのGSで給油します。ここでタカさんのシャリイに異変があることに気が付きました。

 

右側のタンデムステップが無くなっている!Σ(゚Д゚;)マジ!?

 

 道の駅『木の香』で撮影した時にはタンデムステップが写っているので、そこからここまでの間にステップとネジが脱落したようです。心配なのはステップを固定してるネジ穴がドラムブレーキも固定しているということ。ドラムブレーキの固定に影響が出るようであれば大変危険です。最悪、走行中止となりかねません。

 そこでメカニック@ひすさんが確認したところ、ドラムブレーキは別のナットで固定されていることが分かり、走行には支障がないとのこと。一時はどうなるかと心配しましたが一安心です。ですが、貴重な部品がなくなったのは辛いですね。

 給油してからはR33を松山方向に走ります。川沿いの快適な2車線道です。6kmほど走ったところで左折して赤い鉄橋(上仁淀橋)を渡ります。ここからは再びR439に入ります。仁淀川を渡って 2車線道をしばらく進んで町中まで来ると、ひすさんとしょっち〜さんの姿が見えないことに気が付きました。

 R33との交差点を直進したか?いや、R439に入ることは分かっていたはずだし、交差点を曲がったことも確認しています。ここまで一本道なのではぐれることはないはずです。

・・

・・・いやな予感。(;゚Д゚)

 他の人達には町中でしばらく待ってもらうことにして急ぎ来た道を引き返します。すると上仁淀橋を渡った所でひすさんのドリラが停まっておりました。しょっち〜さんも一緒です。ひすさんはエンジンをいじっていました。いきなりエンストしてしまったそうです。

エンジントラブルです。Σ(゚Д゚;)

 

 チョークを引くとエンジンはかかりますが、あおると止まるという不思議な症状を見せるドリラ。謎が謎呼ぶエンジントラブル。タカさんも引き返して合流。ドリラを囲んで@あめふらしとしょっち〜さん、タカさん、それと見知らぬ方2名が心配そうにひすさんの一挙手一投足を見守ります。

 見知らぬ方?誰?(゚д゚)? 実は対向車線を走っていた軽バンの運転手と同乗者の方で、ひすさんがエンストしている姿をみて車を停めて駆けつけて下さったようです。「近くにバイク屋あるから案内するよ」と優しいお言葉を下さいます。どこの誰だか全く知らない我々に対して、『困っているから』という理由だけで親身になって心配して下さる姿勢に感謝感激雨霰です。(つД`)

 原因が大体判明したのでトラブルは解決の見通しが立ちました。親切な見知らぬ方に厚く御礼申し上げると、ホッとしたような様子で車に戻り去って行きました。ほんとありがとうございまし

た。m(_ _)m

 さて原因はキャブ内のニードルグリップが外れていたことでした。ちょちょいのちょいと修理し、バラしたキャブを元通りにするとエンジンは何事もなかったように動き出しました。トラブル解決です。

 エンジントラブルが起こっても、原因を推察しエンジンをバラして修理してしまうひすあきさんに脱帽です。私にはとうてい真似できまへん。火曜日MTのメンバーは凄い方々が揃っております。だから安心して四国遠征できるのですよ。他力本願な世話役@あめふらしです。(;´∀`)

【上写真】右側のタンデムステップがは外れています。

【下写真】修理中のひすさん。まもなく復活。

◆四国は山の国

 トラブルも解決し再びR439走行を再開。2車線道はほどなくして1〜1.5車線幅の山中狭路に変わります。一昔前のR439は多くの区間がこんな道でした。杉林の中を進むウネウネクネクネした狭路を淡々と進みます。しばらく進むと良い感じの場所に出たので休憩。1.5車線狭路の半分を占拠し、バイクを並べて記念撮影。んでもって皆で寝ころんで記念撮影。この間およそ15分ぐらい。その間に通る車は皆無。ローカル3ケタ国道はこんなもんです。

 ところで撮影したのは棚田がある場所でした。かなり山中に入った場所です。すぐ近くに川があるので水を引くことはできますが、山間の急斜面に棚田を作って稲を育てるのは大変なことです。

稲刈りだって一苦労かと。急な山々が連なるので、こんな場所にしか田を作る場所がないのでしょう。四国は「山の国」でもあるのです。ちなみに撮影した一帯は”太郎田”と呼ばれる地域だとか。太郎さんが作った棚田なのでしょうか?

 そこからR439は急カーブ・急勾配が連続する狭路ワインディングとなります。対向車はなくマイペースで走ることができます。

坂道を上りきると矢筈TNで矢筈峠を越えて高岡郡津野町へと入ります。揺る谷中坂を下ると川沿いの平坦な狭路をしばらく走ります。

 やがてr48(県道四国カルスト線)に入ります。急勾配の1車線道でウネウネクネクネしながら進んで行きます。すぐに山間に入って行きますが、驚いたことにこんな山間の急斜面の地にも集落があり棚田や畑がありました。気の遠くなるような昔から少しずつ開拓して行ったのでしょう。ほんと四国は「山の国」です。

 芳生野乙枝が谷という集落に到着。ここも山の急斜面のにあるわずかな土地に集落があり、棚田のある山間の静かな所です。パルケさんに頂いた饅頭を食べて休憩。MCD君はジオラマ作りの参考にと棚田の石垣や風景などを撮影。どれだけの時間を掛けていくつの数の石を積み上げたのでしょう?

 その先、道路脇に恐らく転げ落ちてきたであろう巨大な岩石がありました。いつ転がり落ちるか分からないような巨石です。当たれば一撃でぺしゃんこですな。しかしこれもうまい具合に石垣の一部として利用してありました。

 枝が谷集落を過ぎると深い山中へと入って行きます。杉林の中を進むウネウネクネクネした1車線狭路が延々と続きます。いくつの急カーブを曲がったかわかりゃしまへん。が、これが”山国である四国の道”なのですよ。

【上写真】R439沿いの棚田の近くにて記念撮影。

【下写真】枝が谷集落内のr48にて。春は桜街道となる道です。

◆『あまご』は『あめご』と言うそうで。

 しばらくウネクネ狭路を走り続けます。やがて立派な2車線道と合流すると整備された2車線道となり天狗高原へと一気に駆け上がります。r48とは別に高規格の2車線道が整備されているのです。なんでそちらを走らなかったか?そりゃ、整備された道じゃ、四国の道を体験できないでしょ。実は今回のツーオフは『険道走行オフ会』だったのです。(大嘘

 やがて天狗高原の国民宿舎前に到着。ここまで急勾配の坂道が続きます。気が付くとMCD君がいない。Σ(゚Д゚;) え?どこ? ここまで一本道なのではぐれることはないはずです。エンジントラブル?? しばらく待ちますが姿が見えません。そろそろ引き返そうとした頃に姿が見えました。あの急勾配はsoloじゃしんどかったかな。  

 停めちゃまずいと思ったので、そのまま急坂を上って国民宿舎の駐車場に突入させます。それを見届けてから我々も出発。駐車場に入ると今度ははやすぃ〜君の姿が見えません。はやすぃ〜君、何処へ?  はい。駐車場に入る急坂で坂道発進の練習をしておりました。感心感心。タカさんらの暖かい励ましを受けるのですが、何度やってもエンスト。少しなだらかな場所に移ってようやく発進できましたとさ。

 駐車場からの眺めはすこぶる良く、雄大な四国の山間の風景を一望できます。こうしてみると四国は山国でしょ。

 お腹が空いたので天狗高原にある国民宿舎内の食堂で昼食となりました。いつもはコンビニ弁当などで済ましていますが、せっかくここまで来たのだからと地元産のあめご(あまご)の塩焼きなどを頂きます。(゚д゚)ウマー 四国(檮原付近だけ?)では、『あまご』は『あめご』というそうです。同じ魚でも地域によって呼び名が変わることはよくあることですね。『あめご』ねぇ・・・。同じ母音に置き換えて濁音をとると・・・(;´∀`)

 

「おとうちゃんのものだけや ないんやでぇ〜」(byはやすぃ〜君)

 

話題が下ネタにいきかけましたが、コレで済ましました。さすが大人です。

 そんな話題などで食事も楽しく頂きます。蕎麦や山菜なども食べてお腹一杯になって国民宿舎を出ました。

【写真】雄大な風景が広がります。右下の道路は林道。多くの人や観光バスはこちらを走ってきます。

●研修会ノ風景(其ノ弐)

 

棚田から皆さんを撮影。こんな感じで撮影してまし

た。

先回りしてR439を走る皆さんを撮影。

まずはMCD君としょっち〜さん。

続けてタカさんとひすさん。ドリラが木の枝に隠れ

てしまいました。押すのが早すぎました。m(_ _)m

 

こんな巨石があちこちにありました。今にも倒れそ

うです。(;゚Д゚)

お腹一杯になって国民宿舎を出発します。やっと

はやすぃ〜君とNSRをまともに撮影できました。

 

>>研修会レポート(その2)