2007年9月19日(水)【苫小牧→帯広→弟子屈→『ましゅまろ』】 |
◆トラック街道を行く 疲れていたのか、朝8時頃に目が覚めた。もそもそと起き出して出発の準備。ホテルのロビーで無料朝食を食べ、チェックアウトして出発したのは9時過ぎとなった。朝の通勤ラッシュが終わった頃であるが、すでに1日が始まっている。世間ではいつもと変わらぬ平日となるのでやはり交通量は多い。こちらは完全に仕事オフモード だ。今日は弟子屈まで一気に走ることになる。 苫小牧市街を抜けて日高自動車道に入る。無料開放されているので、こちらを走る車やトラックが多い。信号や坂道がないので流れは良く、10時には日高富川ICに到着した。日高富川ICからはR237に入り北に向かう。R237は沙流川に沿って進む快適な2車線国道。一部にアップダウンがあるものの、おおむね平坦な走りやすい道路が続くので流れは良い道・・・・だった。 |
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走り始めて気が付いたのだが、R237の路面には轍ができていた。明らかに大型車のタイヤによる轍である。轍ができるほど大型車の通行量が増えたのである。対向車線も大型トラックが目立つ。数年前は快適に流すことのできる2車線国道だったのに、いつの間にかトラック街道となってしまったのだ。 案の定、走り始めてすぐに2台の大型トラックに追いついた。しかも先頭のトラックが遅い。40〜50k/hで走っている。2台目のトラックが先頭の遅トラックを追い抜いた後、場所を見計らって遅トラックを追い越す。しかし程なくしてまたもや遅い大型車に追いつく。 |
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そしてまた適度な所で対向車に注意して追い越す・・・を繰り返す。おまけにR237も至る所で工事による片側交互通行規制が行われていたので何度も止まることになる。 そんなこんなで予想以上に時間がかかり、R274沿いの道の駅『樹海ロード日高』に到着したのは11時頃だった。 |
◆87式だ!(・∀・) 道の駅でしばらく休憩。さすがにKSRUで日勝峠を越える気はしない。昨日と違って、今日は曇っていて少々肌寒いこともある。どっちにしろヘタれな@管理人である。 道の駅の駐車場で迷彩色の大型車を見かけた。粋な車体色をしているなと思ったら、陸上自衛隊のトラックだった。同行している87式偵察警戒車も2両見かけた。北海道では駐屯地と演習地の間を陸自車両がよく移動している。過去のツーリングでも何回もお目にかかっているので、さして珍しいことではないのだ。日勝峠を越えて行くようなので、千歳の駐屯地から鹿追の演習地にでも移動するのだろう。 @管理人の実家近くにも駐屯地があるので、陸自車両はよく見かけるのだが、87式は初めて実車を見た。珍しいので撮影しておいた。 |
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余談であるが、軍事車両をこんなに気軽に撮影できる国は日本ぐらいだということを覚えておいて欲しい。外国、特に絶えず臨戦態勢をとっている国などでこんなことをすると、すぐに連行され長時間にわたり取り調べを受け、カメラ没収か画像を消去させられる。最悪、その場で射殺されてもおかしくはないし文句は言えない。軍装備はその国にとって重要事項であることを覚えておいて欲しい。許可されている場所以外において、外国で日本と同じ感覚でその国の軍車両などを撮影することはくれぐれもなさらぬように。 |
◆続・トラック街道を行く 道の駅を出発してR274を日勝峠に向かって走って行く。R274も大型車と観光バスの通行量が非常に多い。 町をぬけると見通しの良い直線区間に入る。飛ばしたいが油断は禁物。ここにはオービスがある。オービスを通過するまで70k/hぐらいで走る。 オービスを過ぎるとペースを上げる。やがて後ろから車が接近。地元車のようだ。急いでらっしゃる様子。追い越せば良いのだが、対向車が多いのでそれは無理。仕方なしに後ろについてきているという感じだ。やがて「ゆずりゾーン」が現れた。十勝方面だけ2車線道になっている。左車線に入ると、先ほど後ろにいた車が 我がスパイクをぶち抜いて行った。┐(´д`)┌ ヤレヤレ オービスのある平坦な直線区間を過ぎて山間に入って行くと、すぐに大型トラックを先頭にした車列に追いついてしまった。先ほど私の車をぶち抜いて行った帯広ナンバーの車のすぐ後ろにつく。追い越して行った意味あらへんやん。(´,_ゝ`)プッ |
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R274沿いにあった巨大な熊の像。 「ゆっくり走るクマー!(・(ェ)・)」ではなく、「しっかりシートベルトするクマー!(・(ェ)・)」だった。 |
R274も至る所で工事が行われ片側交互通行規制が行われていた。なので例え無謀な追い越しをしたとて、先に進むことはできず、結局は同じように走ることになる。山間部でクネクネと曲がり、トンネルと急坂が連続するR274なので、追い越すことははなはだ困難。(というより追い越し禁止!) 登坂車線で大型トラックを追い抜けるぐらいである。 何度か工事現場で規制に引っ掛かり、予想外に時間がかかったがやっと日勝峠に近づいた。頂上に到着する。現在の日勝トンネルの左側には、初代の日勝トンネルがあったらしい。渋滞気味で低速だったこともあり見る余裕があったのだが、それらしき構造物は見あたらなかった。他サイトの情報によると、初代トンネルは廃隧道となり、トンネルの抗口は埋められてしまったそうだ。奈良県にあるR169旧道の伯母峯隧道と似たような運命を辿ったわけだ。いつしか、機会があれば探してみよう。 |
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日勝トンネルを抜けると十勝の国に入る。 十勝側のR274は延々と下り坂が続く。しかもウネウネと曲がりくねっているので、適度に速度を調整しないとコーナーからはみ出してしまう。ブレーキだけではディスクが焼き付く恐れがあるので、エンジンブレーキも併用して速度を調整しながら下って行く。 下りも大型トラックが先頭。なのであまり速度は出せない。たまに先行車との車間が開くことがあっても、取り締まりを警戒してあまり速度を出さずに下って行った。こんな日は取り締まりしていないだろうと思っていたが、ローソン近くの空き地に止まっていた覆面パトを見つけてしまった。昼飯を食べていたので休み中だったので問題なかったが、R274日勝峠で取り締まりを確認したのは初めてだった。今度から気を付けて走ろう。 |
◆道東道 大型トラックを抜くに抜けず、50〜60k/hぐらいで走り続ける。日勝峠区間で予想以上に時間がかかってしまったので、十勝清水ICから道東自動車道に入った。ICから高速に入ったのが12時20分頃。道の駅から十勝清水ICまで1時間ほどかかったことになる。 道東道は対向2車線となっているが、高速自動車道だけあって走りやすい。それまでの鬱憤を晴らすかのように制限速度+α走り続ける。IC、SAやPA付近では取り締まりPCに注意して淡々と走る。いつどこで張っているか分からないのだ。 |
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道東道は1995年10月に十勝清水IC〜池田IC間が開通し、2003年6月に本別と足寄まで延伸。そして2007年10月21日にトマム〜十勝清水間が開通する予定で、これにより狩勝峠や日勝峠を経由せずにR38富良野方面やR274日高に向かうことができる。また悪天候時の貴重なバイパスルートが確保されることにもなる。 日高からなら、R274日勝峠経由よりもR237〜r136(夕張新得線)〜道東道経由の方が早く帯広に着くことができるだろう。来年も渡道するならば、このルートを走って道東入りしてみよう。 |
◆ハルニレの木 足寄からR241経由ではなく、R38〜r53経由で弟子屈に向かうことにした。道東道を池田ICで下りる。R242に入って南下。利別からr882(利別牛首別線)で豊頃を目指した。交通量の多いR38よりもローカル道道の方がのんびりと走ることができるためだ。読みは当たった。r882は道東らしい酪農地帯を駆け抜ける交通量の少ないローカル道道だった。 |
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途中で止まって風景を撮影しながらのんびりと走る。やがてR38交差点に至るが、R38には入らずに直進。十勝川を渡る直前で左折して河岸道路を進む。やがて河川敷に立つ大きな木が見えてきた。ハルニレの木である。ツーリングマップルなどに記載されていて以前から気になっていたので、今回訪ねてみたのだ。 休憩所前に車を止めて河川敷に下りる。あとは木を目指して歩いて行くだけ。5分ほど歩くと目指すハルニレの木の近くに到着する。 このハルニレの木はもともとは別々の木だったのが、いつの間にやらひっついて1本となったもの。樹齢推定130年の木だそうだ。左右に大きく枝と葉を延ばした大木の周囲には何もないので、たまに風景写真などに使用されるそうだ。 一時期、日立の”この木なんの木〜♪”のCFで流れた初代の木であると雑誌などで紹介されたことがあったが、それは間違い。そのような事実は一切ないそうだ。似てるといえば似ているが、大きさが 全く違いますな。 |
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晴れていれば良い写真が撮影できるのだが、あいにくの曇り空だったのが残念である。 この木の横にはもう一本、大きなハルニレの木があった。こちらも同じような大きさなので、同じような樹齢なのだろう。こちらは1本立ちで、角度によれば草原の中に立つ一本木に見えるかも知れない。 |
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◆注意セヨ、R38 豊頃からR38に入り釧路を目指すことにした。R38とR336交差点にあるホクレンGSで給油しようとしたが休みだったので、 浦幌のGSで給油する。GSの店員から取り締まり情報を聞いておく。セルフだとこういう情報が得られないので利用しない。 浦幌からのR38は山中を走る。いくつかのトンネルを越えて山間を淡々と進んで行く。そのトンネル出口などでよく張っているということなので注意して60〜70k/hぐらいで淡々と走って行く。 直別付近から十勝郡浦幌町から釧路市音別町に入る。もともとは白糠郡音別町だった地域なのだが、『平成の大合併』で釧路市と合併したのだ。この地も釧路市本市との間に白糠郡白糠町を挟んだ「飛び地合併」である。 |
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音別の町を過ぎると海岸線近くを通って行く。ここからのR38は要注意区間。見通しの良い直線区間と適度なアップダウンの坂道が続く。なので速度を出しやすい。沿道には隠れるのにちょうど良い草むらなどがあったりする。やがて登坂車線のある坂道が現れた。白糠郡白糠町に入る付近からの区間が一番危ない。上り坂なのでつい速度を出し、坂の頂上少し先で待ちかまえるPCに捕まることがあるとか。実は10年前にこの道を走ったときに、危うく捕まりかけたことがあったのでよく覚えていたのだ。 この付近は後ろから来た『わ』ナンバーの車を先行させて様子を見ながら走る。今日は取り締まりをしていないようで、レンタカーは捕まることなく先に行ってしまった。安全を確認したが、それでも70k/h前後をキープして走った。 15時前、道の駅『知らぬか恋問』に到着。19時頃には夕食の予定なので、烏賊の姿焼きとジャガイモの揚げ物を昼飯代わりとした。 |
◆賀曽利氏を探せ 道の駅を出発して弟子屈を目指す。ここらは釧路空港の近くを通ってr53(釧路鶴居弟子屈線)で弟子屈に抜けるのが一番早い。釧路市街を経てR391では距離が 長く時間がかかるのだ。 R38からR240に入り、釧路空港近くで道道に入りr53を目指す。その途中で山花温泉リフレに立ち寄った。釧路市動物園の奥にある温泉施設だ。駐車場は車で一杯。混雑していそうだったので、入る気がなくなりパスしてしまった。そのままr53に向かい北上する。 本当のところを書くと、山花温泉に立ち寄ったのは入ろうと思ったからではない。実はこの9月、賀曽利隆氏が出版社の取材で北海道の温泉を巡っており、この日(9月19日)は帯広〜釧路間にあるどこかの温泉に現れる可能性があったのだ。 賀曽利隆氏は知る人ぞ知るツーリングライダーの神様みたいな方。私もツーリングのお手本としている方である。過去、数回に及ぶ日本一周を始め、アフリカ横断、ユーラシア大陸横断などの海外ツーリングをこなしておられる。北朝鮮ツーリングという画期的なツーリングにも参加されていた。今年で齢60歳だというのにバイクで日本全国を走り回っておられるのだ。 ツーリング先で是非ともお会いしたいと思っていたのだが、そう簡単に会うことはできない。そう言いながらも、過去に一度だけ会う機会があった。1999年9月のツーリングで小岩井牧場付近でニアミスしたのが唯一の機会であった。以来、8年間会う機会がないまま時が過ぎ、そして再び会う機会が巡ってきたわけだ。 期間は合わせたのではない。最初からこの期間に北海道を走るつもりでいたら、たまたま賀曽利氏と同じような時期に道東を走ることになってしまったのだ。これはほんとに偶然である。 さて今日(19日)は帯広周辺の温泉を巡ってから釧路に出ると、氏のブログに書かれていた。なので帯広周辺の温泉を昼過ぎまで巡って、夕方以降に釧路周辺に移動すると予想した。あとはR38経由かR241経由かだが、昨日までのルートを考えるとR38経由で釧路入りすることふんだ。そして釧路周辺の温泉であれば、まずは山花温泉リフレ、次に鶴居の湿原温泉だとよんだのだ。 R241ではなく、R38を走ってきたのも実はこういう理由があったのだ。(;´∀`) で、いるかも知れないと予想した最初の山花温泉には賀曽利氏が乗る黄色いDR−Zの姿はなかった。(´・ω・`)ショボーン まだ早いのかそれとも過ぎ去った後なのか・・・。こちらも今日の宿の食事などの都合があるので、いつまでも待っているわけにも行かない。会えることを期待して阿寒郡鶴居村の湿原温泉に向かった。 |
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◆北海道2湯目 |
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湿原温泉には1999年(平11年)9月に訪れている。県道から入ってすぐの所にある温泉宿。黄色いDR−Zはなかったが、温泉に入ることにする。 湿原温泉は、ミルクタンクから流用したステンレス浴槽が2つある内湯と1つだけ置かれた露天風呂からなる。湯はナトリウム塩化物泉。源泉かけ流しの温泉で、浴槽には無色透明のお湯で一杯だ。入ph8.3らしくると肌がヌルヌルする。10年前と比べるとヌルヌル感が減ったように思ったのだが、気のせいだろうか。 風呂から上がり休憩室で@嫁を待つ。ここの温泉は、宿主が自分で地面を掘って温 |
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を掘り当てて見つけた温泉だった。その話が載った新聞の切り抜きが休憩室の壁のそこかしこに張ってあったのだが、今は一枚も見あたらない。年配の方が宿主だったように思ったのだが、今の宿主は50歳ぐらいの方。昔の写真を見ると『民宿鶴乃家』となっているので、どうやら宿主が変わったようだ。 休憩室で15分ほど休憩。朝からの運転による疲れもとれた。温泉には40分ほどいたのだが賀曽利氏は現れなかった。明日以降に期待しよう。 温泉を出発してr53を北上。17時時過ぎに弟子屈市街へ到着。なぜかあちこちに交通安全協会と警察の車両がライトを回して止まっている。なにかあったのかと思ったが、後で聞いたところでは交通安全運動の一環だったとか。 市街を抜けてR243からR391へ。お馴染みの道を走り美留和に到着。とほ宿『ましゅまろ』には17時40分過ぎに到着した。 1年ぶりである。 |
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◆『ましゅまろ』1泊目 |
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宿主に挨拶して荷物を運び込む。雨が降りそうだったので、それまでにKSRUをスパイクから下ろしてバイクカバーを掛けて 駐輪場に置いておく。やはり晩になってから雨が降り出した。 見覚えのある車が2台止まっていた。去年もここであった関西出身関東在住のSさんと、関東から来られたAさん。皆さん、同じ時期に休んで来られるようだ。他には60歳代のおっちゃん2人。カヌーを漕ぎに来られているとのことで、今日は屈斜路湖、明日は釧路川を下るそうだ。 夕食の後、近くの温泉に行こうかと思ったがやめにする。食後の休憩の後、晩の宴会に参加。仕事の話やら北海道の話やらで結構盛り上がった。 Aさんと話していたら、なんとAさんは賀曽利氏に会ったという。話していないそうだが、管野温泉でらしき人物が入ってきたとのこと。外に浜松ナンバーの黄色いDR−Zがあったとのことなので、間違いなく賀曽利氏だ。ジャケットの色などを聞いておいた。 明日ぐらいにこちら(屈斜路湖周辺)に来るだろうと漠然と予想。明日の行動を考えながら寝た。 |
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【本日の走行距離】スパイク:403km/KSRU:0km |
2007年9月20日(木)【『ましゅまろ』→屈斜路湖周辺→『ましゅまろ』】 |
◆和琴半島 起きると雨だあった。朝食を食べる頃には小雨になっていたが、午前中は今ひとつの天候のようだ。9時過ぎ、カヌーツアーの車がやって来ておっちゃん2人が出発。Sさんはウロウロしながら別宿に移動。Aさんは道東をウロウロされるとのことで、各々出発して行かれた。 雨が降りそうだったのでスパイクに乗って出発。裏道を通ってR243へ。和琴半島に向かう。以前から和琴半島にある内湯の無料温泉に行きたかったのだが、どこにあるのか分からず入れずじまいだったので、今回是非とも入ろうと思ってやってきたのだ。 和琴半島は屈斜路湖に突き出た半島。屈斜路湖は、日本最大の屈斜路カルデラ内にある日本最大のカルデラ湖。約34万年前から起こった噴火によって形成され、活動自体は約3万年前におさまった。あとは硫黄山などの活動が続いているそうだ。和琴半島は元々は島だったが、尾札部川河口からの砂州が成長して繋がり、今の形になったそうだ。 ちなみに屈斜路湖に浮かぶ湖中島の中島もかつては火山である。 無料露天風呂横を通って散策路に入る。露天風呂の奥に内湯があるとのことだった。散策路を歩いて行く。温泉が出ているので地面が暖かいのか、他に比べると暖かい。和琴半島の先端部分(もとの島)は、もともと火山の山頂だった所。それが故に暖かいのだろうか。 散策路を歩いて行くとミンミン蝉が鳴いていることに気が付いた。9月末にミンミン蝉が鳴いていることにも驚いたが、北海道にもミンミン蝉が鳴いていることにも驚いた。地面が暖かいので蝉が生息するのだろうか。ここの蝉は『和琴ミンミンゼミ』と呼ばれいるそうで、和琴半島はミンミンゼミ生息の北限地として天然記念物に指定されているそうな。 |
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散策路を歩いて行くと神社に着いた。ここで路は終わる。温泉の建物だと思ったのは神様のお社だった。路を間違えたと思い引き返す。よく見ると手前で人一人ぐらいの幅がある散策路が分岐していた。そこを歩いて行くと半島を一周する散策路に入った。ウネウネと曲がりながらアップダウンを繰り返す散策路。空や草木が映る屈斜路湖の湖面を見ながら歩いて行く。対岸にはホテルなどの建物が見える。しばらく歩くが内湯の建物は見えない。どうやらこちらも間違ったようで引き返した。 |
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静かな屈斜路湖の湖面。湖畔にあるコタン温泉の近くには白鳥がやってくるのだが、実はこの湖に魚はほとんどいないとのこと。1938年(昭13年)頃に、湖底より硫黄が噴出して水が一気に酸性となったことから魚が絶滅したそうだ。今では少しずつ中性になりつつあるとかで、放流されたニジマスなどが棲む程度となっている。はたしてクッシーは棲んでいるのだろうか? |
◆和琴温泉 またもや内湯を見つけられなかった。このまま撤収するのもなんなので、無料の混浴露天風呂に入ることにした。2001年(平13年)9月以来6年ぶりの入浴だ。簡単な脱衣所があるが、外からは丸見え。さっさと服を抜いて入る。@嫁は靴下を脱いだだけで足湯を楽しむ。 |
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お湯はやや熱め。しばらくするとのぼせてくる。のぼせれば外に出て体を冷やす。屈斜路湖の景色を眺めて入る露天風呂は気持ちが良い。誤って温泉に飛び込んで昇天してしまったカエルの死骸が浮いていたりするが、無料露天風呂ならではといえるか。死骸を取り除いておく。 それにしてもで和琴温泉の無料露天風呂、ゴミが気になった。よく見ると底に煙草のフィルターなどが沈んでいる。煙草を吸いながら入ってそのまま捨てたのか、別の所にあっ たのが風に吹かれて入ってしまったのかは分からない。 |
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管理人のいない無料温泉や露天風呂(温泉)などでは、持ち込んだジュースやビールの缶をそのまま捨てているのを時々見かける。ひどいところでは浴槽の中にゴミが浮いていたり沈んでいたりする。一人一人のモラルが問われる事柄。温泉は自分一人だけのものではない。皆が気持ちよく入れるよう、一人一人が心がけ、ゴミや吸い殻の処分はちゃんとしてもらいたいものだ。 温泉から出て服を着る。車に戻ろうとしたらあっけなく内湯を見つけた・・・。_| ̄|○ 駐車場から来て右側の散策路を進めば良かったのだ。いきなり左側に行ってしまったから見つけられなかったのか。また今度来ることにして和琴温泉を去った。 |
◆あめふらし温泉 10時頃になると雨はすっかり上がった。雲があるが、雨が降る様子はない。それならばと一度宿に戻ってKSRUに乗り換える。2日ぶりの走行。スパイク@嫁運転が後ろをついてくる。朝と同じく裏道経由でR243へ。途中からダート林道に入ればコタン湯まで一気にショートカットできるのだが、今回は我慢する。 ところで今朝、携帯で賀曽利氏のブログを確認すると、昨晩は山花温泉に宿泊したそうな。今日は阿寒湖経由で屈斜路湖周辺に来るとのこと。しかも砂湯で砂を掘って温泉に入ると書いてあった。間違いなく砂湯に来る。ヽ(゚∀゚)ノ 問題はいつ来るかである。山花温泉からr53沿道や弟子屈近辺の温泉に入りながら屈斜路湖に来ると仮定。距離や移動時間なども考えると、そろそろ来てもおかしくない時間である。なので急いで砂湯に向かうことにした。 R243を少し走ってからr52(屈斜路摩周湖畔線)に入る。無料温泉露天風呂であるコタン湯、続いて池の湯があるのだが、ちらりと確認する程度にして おいて砂湯温泉に向かった。両温泉ともDR−Zの姿は無かったのだ。 砂湯温泉の駐車場にKSRUと車を止める。まずは腹ごしらえ。レストランで急ぎ昼食を食べる。席は窓際にとり、外を走るバイクをチェックしていた。昼食後、車に戻って シャベルを取り出した。そう、砂湯を掘るために宿から借りてきたのだ。 |
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この砂湯、前から一度入ってみたいと思っていた。湯船はあるのだが、ひっきりなしに観光客がやってくる有名観光地なので、そんな場所で素っ裸になり入ろうとすれば通報されかねない。なので少し離れたキャンプ場近くの湖岸を掘って温泉を作ることにしたのだ。 適当な場所に目星を付けて砂を掘り始める。少し掘ると、砂からじわりじわりとお湯がしみ出してきた。噴出するのではない、じわ〜としみ出してくるのだ。そういえば地面もどことなく暖かい。ザクザクと砂を掘り始めたが、20cmほど掘ると今度は周りの砂が崩れてきた。なので周囲の砂を固めつつ掘り下げて行く。これでは深く掘れない。腰ぐらいまで浸かる程度まで掘り下げることにした。 掘り始めて約40分後、自作浴槽がほぼ完成した。しかしまだお湯が熱いので、湖から水を引き込む水路を掘って水をさます。 入ろうにも濁っているので、しばらく放置して濁りを取る。15分ほどしてどうにかつかることができるぐらいに濁りがとれた。これにて『あめふらし温泉』完成。ヽ(゚∀゚)ノ |
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早速、服を脱いで入る。
熱ぅぅぅぅ!
めちゃくちゃ熱い。それでも我慢して入ろうとするが、5秒ともたない。一人素っ裸で悪戦苦闘する@管理人。横で大笑いする@嫁。2回ほど試みるが足をつけるまでが限界。お尻までは無理。こりゃあかんと入浴を諦め服を着る。(;´∀`) ここから先は『あめふらし足湯』となった。@嫁と共に足をつけて40分ほど屈斜路湖湖畔で過ごす。平日の14時台と言えば仕事で忙しい時間帯。なのに今は中島を眺めながらのんびり足湯を楽しんでいる。あ〜、極楽じゃ〜。 15時を過ぎたので撤収。開けた穴を埋めて終了。これにて『あめふらし温泉(足湯)』は廃業湯となった。 |
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ちゃんと元に戻して『あめふらし温泉』営業終了。 |
◆賀曽利隆氏との遭遇 温泉を掘っている間も県道を走るバイクはチェックしていたが、黄色いDR−Zの姿は現れなかった。キャンプ場前だと、川湯温泉から来るバイクしか分からないので、時々駐車場に戻りDR−Zはいないかとチェックしていた。 15時から掘った温泉を埋めていた。15時15分ごろだった。「バババッ・・・」とバイクのエンジン音がした。道路を見ると赤ジャケットを着たライダーが運手する黄色いDR−Zが通過して行く。賀曽利氏だ!確信した。 近くに落ちていた上着を拾って売店横にあるキャンプ管理棟に向かう。@嫁は何やら話しているが、こちらはすでに上の空だったりする。緊張しているのが自分でも分かる。管理棟に忘れ物を届ける。その横にある茶屋(土産物屋?)の軒先で、うどんを食べているライダーがいる。さきほどのライダーだ。遠くから見てみる。 |
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・ ・・ ・・・
間違いない。賀曽利隆氏だ。Σ(゚Д゚;)
近づいてみる。 心臓がバコバコなっている。緊張しとるがな。
うどんを食べ終わったのを見計らって話しかけてみた。
あ:「あの〜、賀曽利さんですか?」
賀:「はい。そうです」
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
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雑誌やサイトなどで写真でしか見たことのない賀曽利隆氏が目の前にいるのである。動いているよ。喋っているよ。(失礼)
とにかく、あの賀曽利隆氏が、今、目の前にいるのだ!ヽ(゚∀゚)ノ
賀曽利氏も「?」と思われたことだろう。なにせいきなり片手にシャベルを持った怪しいヤツが話しかけてきたのだから。(^^;)
賀:「ちょっと待ってくださいね」
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うどんの容器を茶屋に返してこちらに戻ってきた。
何を話そう?何を聞こう?
もし会ったらあれこれ話してみようと考えていたのだが、頭が真っ白で思い出せない。
そうだ、これから砂湯を掘ると言っていたな・・・
賀:「砂湯に来たのは良いんだけど、これじゃ人が多くて入れないよね〜」
あ:「キャンプ場で温泉掘っていたんですよ。あちらなら人は居ないし掘れますよ。何でしたらこれお貸ししますよ」
・・・と、宿で借りたシャベルを差し出した。 ↑ やはりかなり怪しい・・・(;´∀`)
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賀:「そうですか・・・。それじゃお借りしようかな」
とおっしゃったが、少し考えてからおもむろに砂湯の浴槽に行き湯温を確認。OKマークを作って帰ってこられた。
賀:「あの温度だったら入れます。人が少なくなったのを見計らって戻ってきて入りますよ」
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この少しの会話で幾分緊張がほぐれた。この手の有名人は、実際に会うと話しかけずらいオーラを発しているというが、賀曽利氏はそんなオーラは発していなかった。話しかけやすい人の良いおっちゃん(これまた失礼)であった。 99年のツーリングでニアミスしたことを話し、8年かけてやっと本人さんに会えたことを伝える。あ、そうだ。写真だ!賀曽利氏と握手した写真を@嫁に撮影してもらう。 |
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続いて賀曽利氏が手持ちのデジカメを取り出して私を撮影。
そこで気がついたのだが、賀曽利氏の持ち物は小さなバックとカメラバックだけ。
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あ:「もしかしてそれだけで回ってらっしゃるんですか?」
賀:「そうですよ。これだけで十分です。」
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バイクに大きな荷物を積んでいるのかと思ったがそうではなかった。さすが達人。キャンプなしで宿泊だけとはいえ、ツーリングで必要な物だけ詰め込 み、荷物はコンパクトにまとめられたようだ。まさしく匠の技だ。この後、ブログへの写真掲載と本名を尋ねられたので快諾。(ブログには本名で紹介されました。) しばらくしてから温泉の話が始まる。私の知っている範囲ではあるが、この付近の温泉情報を教えると、ボールペンでツーリングマップルに書き込んで行く。 なるほど。こうやって旅先で出会った人から情報を仕入れるわけやね。 これからの予定を尋ねると、根室方面には温泉がないので納沙布岬はパスして標茶経由で知床に向かわれるという。なので知床付近の温泉の話をすると・・・ |
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賀:「やけに詳しいですね」
あ:「温泉ツーリングしてました。今まであちこちの300湯ほど入ってます」
賀:「そりゃすごいですよ」
いやいや。すでに2500湯を越えた賀曽利氏には足下にも及びませんって。<<注1>>
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温泉話はさらに続く・・・。あちこちにある温泉についても、入るとその土地によって全く違うので地域の文化を感じられる。すなわち温泉は日本の文化そのものかもしれないという点で意見が合ったのはうれしかった。 しかし最近できる温泉のほとんどが循環沸かし湯。こういう循環沸かし湯に疑問を覚え、かけ流しの天然温泉のみにしているため入浴数が減ったと話すと、「それじゃ入る温泉がなくなってしまう。温泉は温泉なのだから・・・」と答えて下さった。そうだよねぇ・・・。なにか吹っ切れた。 |
あまり引き留めるのも何なので、最後に1つダメもとでお願いしてみた。
あ:「あのお手数ですが、私のバイクに跨ってもらえませんか?」
賀:「いいですよ」
二つ返事であった。 駐車場に移動。KSRUを見て「良いバイクですね〜」と一言。 さっそく賀曽利氏に跨ってもらい写真撮影。
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賀:「せっかくなんだからタンデムで写真撮影しましょうよ」
なんと!Σ(゚Д゚;) 予想外のお言葉に
KSRUに賀曽利氏とタンデムして写真撮影してもらった。ヽ(゚∀゚)ノ (撮影by@嫁)
賀曽利氏は60歳を迎えられたとのこと。これから『70歳代の日本一周』『80歳代の日本一周』『90歳代の日本一周』を目指してがんばるとのこと。 賀曽利氏の前で、氏は私のツーリングの目標だと@嫁に語ると、肩を叩かれ「追い越さないと !」と励まされた。
そうか。追い越さないと!
賀曽利氏はこのツーリングが終われば、ペルーに行くとのこと。すでにバイクは発送されているとか。ほんとお元気な方だ。 「お気を付けて〜」と挨拶して見送った。この後、賀曽利氏はr52をR243方面に向かって去って行った。20分ほど話していたのだが、 短い時間の会話だけであったが、賀曽利氏から元気を頂いた。
よし!がんばるぞ。(`・ω・´)シャキーン!
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・ ・ ・ 別れてから気が付いた。
「サインもらうの忘れた」 _| ̄|○
まぁ、でも名刺もらったからいいか。(・∀・)
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賀曽利氏と出会った人だけがもらえる『カソリ名刺』。 終生大事に保管いたします。 |
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<<注意1>>賀曽利氏の日本全国を回る温泉ツーリングは、2007年10月31日に無事終了。最終入浴温泉数は3063湯とのこと。(゚Д゚;)スゴ・・・ |
◆川湯温泉公衆温泉浴場 賀曽利氏との出会いの興奮も収まり、売店でソフトクリームを食べてから出発する。賀曽利氏とは反対方向で川湯温泉街に向かって移動する。仁伏温泉を過ぎて川湯温泉街へ。ここに来ると決まって立ち寄るのが川湯温泉公衆浴場。昭和の公衆温泉浴場がそのまま残っている温泉なのだ。 |
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浴室内にはサウナとかジャグシー風呂などの設備はない。シャンプーや石けんなども置いていない。浴槽と伽藍があるだけの公衆温泉浴場。浴室内のタイル張りの床は所々ひび割れ補修の跡もみられる。それだけ年季がはいっているということだろう。 タイル張りの浴槽は2つあり、片方に熱いお湯、もうお片方にぬるま湯となっている。少し白濁する熱いお湯に入ると硫黄の匂いがした。泉質は硫黄泉ではなく「酸性含硫黄・鉄IIナトリウム・アルミニウム硫酸塩塩化物泉」というやたら長い泉質名。源泉の温度は 55℃、pH1.6という酸性のお湯である。もちろん源泉かけ流しの湯。 町が運営する公営の共同温泉浴場かと思ったら、地元の温泉権利者が集まって作っ |
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た民間会社が運営しているそうな。番台の方も毎回違うところを見ると当番制となっている様子。この日の方は陽気な話し好きのおばちゃんだった。 あ:「ここはいつまでも変わらないですね〜。ホッとしますよ」 おばちゃん:「でもねぇ。もうあちこちガタが来ているから建て替えたいわ」 あ:「いやいや、このままの方が良いですよ」 お:「私が宝くじを当てたらここを建て替えるわよ。(笑)」 ・・・などと、温泉を出て@嫁が出てくる間にひとしきり世間話。こういう共同湯だからこそ、こういう会話ができる。いつの間にか他のおばちゃんも加わって世間話が続く。 変わりのない共同浴場だったのだが、いつの間にかコーヒー牛乳の自販機が設置されていた。ヽ(゚∀゚)ノ 客には大好評で、外にある某会社の赤い自販機の売り上げが落ちて、社員が嘆いていたそうな。しかし残念なことに現在故障のため使用不可。修理待ちだという。なので温泉上がりのコーヒー牛乳はなしとなった。(´・ω・`) @嫁が出てきた。おばちゃんに挨拶して温泉を出て『ましゅまろ』に帰った。 |
◆ましゅまろ2泊目 |
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17時過ぎに宿に帰る。今日の宿泊客は多そうな様子。宿の前はバイクや車で一杯だった。出かけていたAさんと私らを含め3人の連泊組を含め7〜8名が宿泊となった。久々の大人数。夜の宴会は盛り上がった。 宴会で、”生で食べることのできるトウモロコシ”が出てきた。普通のトウモロコシは一度ゆでたり焼いたりしないと食べることはできないのだが、宿主さんが近くの方からもらったこのトウモロコシは生でも食べることのできる品種だとか。さっそく頂く。甘い。ゆでたトウモロコシもよく咬めば甘みがでるのだが、この甘さはそれとは違って粒のもつ本来の甘さのように思え |
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た。本来の甘みというものは知らないのだが、確かに甘みが違うような気がした。とにかく甘くてうまかった。(゚д゚)ウマー 宴会は23時半頃に終了。部屋に戻って寝ることにした。今日の走行距離は短かったのだが、温泉掘りと賀曽利氏との出会いがあるなど思い出深い一日となった。 |
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【本日の走行距離】スパイク:66km/KSRU:38km |
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