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○2008年10月20日(月) |
◆4年目のツーリング 早いもので、今回で4回目となる『火曜日ミーティング』のお泊まりツーリング。世話役である、あめふらし@管理人の都合(というか趣味)でコースを決めていましたが、4回目ともなるとネタが思いつきません。松山に行って、伊予鉄のダイヤモンドクロスでの交換風景を眺めて過ごすということを考えましたが、私を含めて数人しか耐えられないと思ったので却下しました。 いろいろと意見や希望を伺った結果、今回は原点に立ち返って、記念すべき第1回ツーリングと同じく『しまなみ海道』に向かうことにしました。原付バイクだけのツーリングです。 |
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◆全員集合! 10月20日(月)21時、いつもの田辺駅前にあるローソン前に集合。集合場所に行くと、ひすあきさんとバーバーモンキーさんがおりました。バーバーさんも自慢の愛車で参加かと思いきや”お見送り”とのこと。早々に「参加できない」というメールをいただいていたので知っていたのですけどね。 私の後に到着したしょっち〜さんと一緒に、「一緒に行きましょうよ」と悪魔の誘い。一瞬グラリッと来たようですが、そこはやはりバーバーさん。「行きたいけど、行けません・・・」と笑顔でお見送りとなりました。来年は是非一緒に行きましょう。餞別の品を受け取り21時20分頃にローソン前を出発。 私、ひすさん、しょっち〜さんの3名で大阪南港へ向かいます。 |
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21時40分頃に大阪南港フェリーターミナルに到着。発見売り場で用紙に記入中にタカさん登場。これで全員参加かというとそうではなく、実はあともう1人南港に来ることになっていたのです。連絡を受けていたので来ることは間違いないのですが、22時前になっても姿が見えない・・・。Σ(゚Д゚;)マジッ!? 迷ったか?かもめ埠頭に行ったのか? 具合の悪いことに連絡先を聞いていない世話役@あめふらし。_| ̄|○ あ〜〜、世話役失格やね。事情を知っていたしょっち〜さんにお願いして携帯に電話&メールするも応答なし。運転中なのか?連絡つかないので”置いてけぼり”か? |
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22時過ぎ、ターミナル外で待つ我々に向かって1人の女性が近寄ってきました。
「どこか分からへんかって〜ん」
泉州の元気娘(お母さん?)ことひろみちゃんです。よかった。間に合った。
「も〜大変やったんよ。途中で・・・・・」
「はよ、乗船券買いに行き」(ΦωΦ)
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ここまでの経緯を話したいひろみちゃんですが、出港まで時間がないので、すぐさまカウンターに連れて行き乗船手続きします。遅れた理由は、ドリームのヘッドライトが脱落し、ガムテープを購入して応急修理していたからだとか。ターミナルに着いても場所が分からず、トレーラやトラックが行き交う埠頭の道路を走ってやっと到着したそうで・・・ 。お疲れ様でした。 とにもかくにも、これで南港出発組は全員が揃ったことになります。ちなみにこのガムテープが後々大活躍することになろうとは、このとき誰も予想できませんでした。 |
◆修学旅行? 待機場に行くとすぐに乗船するよう指示されました。甲板にバイクを止めて指定された2等室に向かいます。今回はいつもの大部屋ではなく中部屋 。団体さんや修学旅行生などが利用している部屋を指定されました。2等室なのにテレビと洗面所があります。(・∀・)イイ!! そんな部屋なのに利用客はなんと我々だけ。貸し切り状態です。これなら展望ルームに行って場所取りに苦労したり、ピアノの椅子を勝手に持ってきて注意されたりする心配もありません。多少騒いでも怒られないのというのが何より。手続き時に部屋を一緒にしてくれるよう頼んだかいがあったというものです。 |
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風呂から帰ってくると早速宴会が始まります。バーバーさんからの差し入れやコンビニで購入した食べ物、ビールなどがずらりと並びます。部屋は貸し切り。周りの人を気にする必要はないので思う存分楽しみました。まるで修学旅行のような状態です。 最後は”ババ抜き”で盛り上がりお開き。明日に備えて眠りにつきました。 |
○2008年10月21日(火) |
◆讃岐饂飩 21日午前5時頃に室内の明かりがつきました。もう四国のはずですが、外はまだ暗くてよく分かりません。ゴソゴソ動き出したので皆起き始めました。皆さん、よく眠れたようで・・・。 午前6時10分、定刻通りに東予港に接岸。大阪南港発下り3便はいつの間にか東予止まりとなったので、去年のように急いで荷造りして下船する必要はなくなりました。午前7時までゆっくりと船内で過ごすことができます。7時までダラダラしようかとも思ったのですが、早く行動を開始したいので下船しました。 |
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午前6時を過ぎるとやっと明るくなりました。ターミナルビル前に移動。そこではやすぃ〜君と合流。これで全参加者6名が揃いました。全員集まったところで記念写真・・・ではなく、さっそくひろみちゃんのドリームの修理。といってもガムテープを貼り直して落ちないようにしただけですが。早速ガムテープが活躍しました。 |
午前6時半過ぎに東予港出発。早朝の四国の道を6台の原付バイクが走って行きます。まず向かったのはいつものローソン。 ここで讃岐饂飩を食べるのがいつものパターン。四国のローソンで讃岐饂飩が売られているのは数店舗のみ。そのうちの1店舗が東予にあるローソンなのです。 ローソンに到着。店内に入りますが・・・
讃岐饂飩は販売中止
ガ━━━━━(;゚д゚)━━━━━ン!!!!
小麦粉の高騰が原因なのかどうかは分かりませんが、讃岐饂飩の店頭販売は当分行わない模様・・・。何かあったのか?何にせよ、販売しないのなら看板下ろしとけよ・・・。 |
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各々、朝食となるカップラーメンやパンなどを購入。駐車場で朝食となりました。この近所に讃岐饂飩の店はないのだろうか? |
◆駝鳥 ローソンを出発する前の会話。 ひすさん:「いつも気になっていたんやけど、いつも走る道沿いにダチョウがいるねん。見に行かへん?」 あめ&しょっち〜さん&タカさん:「はぁ?ダチョウ?そんなんホンマにいるん?」 ひすさん:「いるねんて。みんな気が付いていないだけ」 ひろみちゃん:「私も見たで」 はて?年に1回だけとはいえ、かれこれ今年で4回目となるのですが、ダチョウがいるなんて言われるまで気が付きませんでした。しかも目撃者が2名もいる・・・。鶏ならともかく、あの大きいダチョウを飼っている農家(?)がいるのでしょうか?
とにかく現場に行ってみようということになり、ひすさん先頭に出発します。R196に入り、R11方向に向かうと・・・
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ダチョウだ・・・。Σ(゚Д゚;)マジッ!?
ほんとにいた。
動いていた。
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これには一同びっくり。広場内に5羽ほどのダチョウが飼われていました。滅多にお目にかかれる鳥ではありません。鳥だけに視界に何か入ると突いてくるのでフェンス越しに撮影します。しかしそのことを知っておきながら、私のデジカメは危うくダチョウにくわえられかけました。近づきすぎですな。(;´∀`) 『駝鳥倶楽部』という名のダチョウ牧場。「ヤァーッ!」とポーズをとるしょっち〜さん。ほんとにあったのですね。それにしてもよく周りを見てらっしゃある。さすがですね。 |
◆しまなみ海道だ!(その1) R196を西に向かい今治に移動します。朝の通勤時間帯ということもあって市街地に入ると渋滞に巻き込まれました。世間は平日(火曜日)なんですな〜。今治市街を通り抜け、向かった先は糸山公園にある展望台。駐車場からバイクを押して歩いて展望台へ。来島海峡大橋をバックに記念撮影。朝日を浴びて逆光状態・・・。この時間帯は仕方ないか。 |
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さてさて、これから私らは後ろに見える来島海峡大橋を始めとして8つの大橋を渡って広島県尾道市に向かうわけです。これらの大橋のうち尾道大橋以外の7橋は西瀬戸自動車道の橋を利用して渡ります。車やトラックが爆走する自動車専用道を原付が走るのではなく、別に設けられた『原付専用道』(有料)を走るのです。『歩行者・自転車道』もありますが、原付道とは別に設けられています。3ルートある本四連ルートのうち、徒歩や自転車もしくは原付バイクで渡ることが出来るのは、この西瀬戸自動車道のルート、いわゆる『しまなみ海道』だけなのです。このルートは何度走っても飽きません。 |
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解説はさておき、さっそく来島海峡大橋に向かいます。 ご覧の通り、『原付道』が設けられています。 『原付道』は対向なので、速度に注意。
皆さん、大橋に向かって走り出しました。
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左が車道(四国方面行き)で、右が原付道。
大橋の上では自由に止まることも可。 好きな場所で撮影することができます。
車道ではこんなことできまへん。
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来島海峡第三大橋を撮影。 向こう側が四国です。
来島海峡大橋は第一〜第三の3つの大橋の総称。 世界初の3連吊橋であったりします。 総延長は4105m。しまなみ海道中で最長の大橋です。
ほんとでかい。
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来島海峡大橋の橋台(アンカーブロック)がある馬島にはエレベータで下りることが出来ます。
馬島は有人島なので島で住む方が高速バスに乗るとか原付道を走る場合に利用するわけです。 島に下りる連絡道路もありますが、こちらは島の住民でないと利用できません。
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馬島に下りて少し遊んでいたので、原付道に戻ってからは急いで大島へと向かいます。
それにしても良い天気。 急ぐつもりでもやっぱり止まって撮影してしまいます。(^^;)
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大島側の原付道。 原付バイク専用の高架道路です。
車や歩行者のことを考えずに走ることができます。 普段は味わえない走りを満喫。 実に気持ちよく走ることができました。
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大島側の原付道連絡通路沿いにある休憩所で皆と合流。 お待たせしました。m(_ _)m
上の高架道路は歩行者・自転車道の高架橋です。
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来島海峡大橋を下りると大島に入り、島の中央部を縦断するR317を走って伯方・大島大橋に向かいます。
R317は島を走る国道ながらアップダウンのある快適な2車線道路。(・∀・)イイ!!
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てってけて〜♪と快走快走。
あっという間に大島を縦断して伯方大島大橋に入ります。
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伯方大島大橋は二つの橋の総称。 中央に見近島という無人島を挟んで、伯方島側が「伯方橋」、大島側が「大島大橋」となっています。
真ん中の見近島には下りることができます。 ただし歩行者・自転車・原付バイクのみ。 車は下りることはできまへん。
なんか得した気分♪
早速、見近島に下りました。
キャンプ場に行って海を見ると・・・
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謎のさざ波が動いています。
謎の海棲生物襲来?
いえいえ。大きな魚に追われた小さな魚が逃げていたのです。
「今釣り竿入れたら”入れ食い”やで〜。醤油で食べたら・・・」
某氏の言。
お腹が空いてきたので伯方島に移動しましょう。
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◆伯方の『塩ソフト』 |
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伯方大橋を渡って伯方島に入ります。
午前10時、R317沿いにある道の駅『伯方SCパーク』に到着。
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小腹が空いたので『伯方の塩ソフト』を食べます。
2005年のツーリングでは営業時間が終わった後に来たので食べることが出来なかったのです。
3年ごしの悲願の『塩ソフト』です。
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塩味のソフトかと思ったのですが、少し塩が混ざっているというバニラベースのソフトクリームでした。
甘さの中にピリピリと塩味が効いており、甘さを引き立てています。(゚д゚)ウマー
これはお勧め。
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◆伯方の『塩ラーメン』 |
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伯方島には『塩ラーメン』があるという情報を仕入れていたタカさんの提案で、『塩ラーメン』を食べに行くことになりました。 早速、タカさんは道の駅近くのGSで給油がてら情報を仕入れてきます。
R317で伯方島を反時計回りに進み、今治市伯方町木浦に移動。
向かった先は『伯方の塩ラーメン さんわ』。
テレビなどでも取り上げられている有名な店です。
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営業開始は11時。 ところが我々が到着したのは10時半。
まだ30分もあります。 ど〜しよ? 店の方は店内で待っても良いですよと言ってくれます。
どっか海岸に行って時間潰す? 帰りに寄る?
いやいや・・・
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店の駐車場でひろみちゃんのドリームの整備!
さすがは火曜日メンバー。 バイク整備で時間を潰します。
メカニックしょっち〜さんはチャッチャと整備を済ませてしまいました。
気が付くと開店時間。
店に入って早速注文。
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『さんわ』の伯方の塩ラーメン
よくある塩ラーメンのようにスープが塩味かと思ったら大間違い。 スープのダシとなる素材の味をそのまま生かした塩ラーメンなのです。
食べると塩よりも魚の味を強く感じます。 魚ダシのスープのラーメンかと思ってしまいます。
麺は細くてダシがよく染み込んでいます。
とにかく・・・
ウマ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
・・・でした。 (あめふらし@世話役に食べ物の旨さを表現する能力はありません。)
ごちそうさまでした。m(_ _)m
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◆しまなみ海道だ!(その2) |
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『さんわ』の塩ラーメンで満腹になった我々は、再びバイクに乗って尾道を目指します。
『さんわ』の前の道は一方通行だったので、そのまま伯方島を反時計回りで走ることにしました。
町を出てしばらく進むと造船所脇を通ります。
その時、ある物に気が付きました。
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なんじゃ?こりゃ〜〜〜??
道路に着き出すように何かを作っています。 足場を組んで、ネットを張っています。
家屋? ビル? 工場?
実は・・・
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船の船首でした〜
座礁してここまで乗り上げてきた船ではありません。
造船所(伯方造船)において建造中の船なのです。
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上のが中央部から船尾方向を撮った写真。
形からしてタンカーのようです。 実は造船台が道路ギリギリまで迫っていたのです。 なので普段は海面下に隠れるバルバスバウを、道路上からよく見ることができました。
道路上から造船中の船をじっくり見ることが出来たのは、ここが初めてでした。(・∀・)
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伯方島を海沿いにぐるりと回るつもりだったのですが、 途中で道を間違えて島中央部を横断してR317に出ます。
島のおばあさんの暖かい人情に触れたのち、思い出深い伯方島を後に大三島へと向かいます。
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大三島橋で大三島に渡った我々。 見通しの良い2車線道を前に集中力を高めています。 いえいえ、サイトのネタ集めをしていた@世話役を待ってくれていたのでした。m(_ _)m
このあとR317を快走!
・・・でもね、この道では白バイが張っていることに帰りに気が付きました。 島に白バイがいるとは思わなんだ。
気を付けよう!
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>>【その2】に続く |