●3度目の正直

 10月21日(日)、この日は朝から快晴。ヽ(゚∀゚)ノ かねてから開催を予定していた『第9回ツーリングオフ会』を決行。目指すは三重県いなべ市と滋賀県東近江市の境にある石榑峠(いしぐれとうげ)です。実はこの『石榑峠オフ会』、過去2回企画しならがらも予想外の渋滞と悪天候のために中止に追い込まれ、今回で3回目となる企画 だったりします。(;´∀`)

 今回はR477武平峠を越えて三重県に入り、R421石榑峠を越えて再び滋賀県に戻るという単純なコース。時間的に余裕があるかと思ったのですが、2005年の時のようなことがないとも 限りません。あの渋滞はひどかった・・・。

 なので早めに行動を開始することにし、大津SAに午前8時半集合、午前8時45分頃に出発するという計画を立てました。さて、どうなるか?

●急げ!

 21日は朝6時過ぎに起床。軽く朝食を食べて自宅を出てガレージに向かいます。予定では7時過ぎには出発するつもりだったの ですが、なんやかんやと準備をしていたら時間が過ぎてしまい、出発したのは7時25分頃でした。

 世話役ながら、つい先日の四国ツーリングで大遅刻をかました私が言うのもなんですが、ツーリングオフ会の世話役である以上、集合時間に遅れるわけにはいきません。集合時間より前に到着してないと。(`・ω・´)シャキーン!

 さて、まずは名神高速に入らねばならないのですが、大阪市中心部を縦断して新御堂筋〜中央環状線で吹田ICから名神に入ることにしました。7時50分頃までに名神に入ればギリギリ8時半には大津SAに着くかなという計算。しかし、阿部野橋付近ですでに7時35分・・・。どう考えてもこのルートを走っていたのでは間に合いません。阿部野橋から15分で吹田ICまで無理っちゅうねん。なので予定変更。天王寺から阪神高速にのって一気に移動することにしました。

 日曜日の朝なので行楽客やゴルフに向かう人達の車で渋滞していると思ったのですが、この日は冷え込んで寒い一日になるという予報が出ていたためか出足が悪いようで、日曜日の阪神高速としては空いてました。なので7時40分に阪神高速に入って10分後には豊中JCTから名神高速に。あとは遅い行楽客の車を抜いて走り、第一集合場所の大津SA(上り線)には集合時間10分前の8時20分頃に到着。 間に合ったというか当然のこと。

 

自分が決めた集合時間に遅れるなんてことはあってはいけません。

 

四国ツーリングの集合時間に遅れたのは誰かって?(;´∀`)

 

●旧道者さん現る

 この日朝の大津の天候は晴れ。日差しに恵まれて秋の快晴の一日になりそうな天気です。しかし風が強いためかなり寒く感じます。 走っている間は感じなかったのですが、止まってみると寒くてたまらん。(((( ;゚Д゚)))ガクブル

 バイク駐輪場で待っていると風邪をひきそうだったので、建物内に入ってしばらく待つことにします。大津SAの建物は、いつの間にかリニューアルしていたようで、やけに明るいSAになっていました。

  大津SA(上り線)には何台ものバイクがやって来ていましたが、集まっては出発して行き、また来て集まっては出発して行きます。うちのオフ会に参加する ライダーさんはついに現れず・・・。(´・ω・`)ショボーン 気がつくと8時45分。予定出発時刻となったので、大津SAを出発し、第二集合場所である菩提寺PAに向かいました。

 

 

大津SA(上り線)から見えた琵琶湖。快晴でしたが、寒かった・・・

 大津SAと菩提寺PAは離れていると思っていたのすが、 走ってみるとかなり近いことが分かりました。15分ほどで菩提寺PAに到着。混雑していた大津SAに比べると閑散としていてノンビリできます。風もあまり吹いていないので寒くありません。ここでしばらく待つことにします。

 9時20分頃(だったかな?)、青色のZZR1400がやって来ました。バニアケースを装着したZZR1400、旧道者さんの愛機”酷王”です。彼はZZR1400というバイクで、廃道寸前の旧道やダート府県道などに突入し走破するという偉業を達成しています。私には真似できまへん。(;´∀`) 

 しばらく雑談。

 菩提寺PAには50分ほどいましたが、旧道者さん以外の他に参加者は現る様子はありません。(´・ω・`)ショボーン なので10時少し前に出発。 菩提寺PA名物(?)の信楽焼の狸に別れを告げて、第三集合場所に向かいました。

 第三集合場所は滋賀県東近江市蒲生堂にあるR477沿いのコンビニ。なので竜王ICで名神高速を下ります。菩提寺PAからあっという間に竜王ICに到着。R477に入り一路R307方向に向かいます。滋賀県南部のR477は「迷走国道」でもあり、交差点をいくつも曲がってクネクネと進んで行きます。なんでこんなややこしい経路にしたんでしょ?

 ダイハツの工場を過ぎて右折すると、『アグリパーク竜王』なる施設ができていました。体験型農業公園らしいのですが、しばらく走っていない間に沿道も変化しているようです。やがて蒲生堂交差点に到着。ここの交差点角にあるコンビニ(セブンイレブン)が第三集合場所です。

 

菩提寺PA(上り線)の「信楽焼の狸」とウツクシマツ。

●参加者、全員集合

 駐車場でしばらく待ちます。待っている間にZZR1400に積んであるというバイク用ETCの本体を見せてもらいました。想像していたよりもかなり小型で、任天堂の「DS」を少し分厚くしたようなぐらいの大きさです。これならZRX1100にも搭載できますが、シート下にいろいろ放り込んでいるので、それらをどうにかしないと搭載は無理ですな。もう少し小さくなったら検討しましょう。

 10時25分頃になって、1台のSRX−6がやってきました。Ripさん(Kさん)です。Ripさんは2005年11月の第8回オフ会に参加して下さいました。それ以来なので2年ぶりの参加となります。悪路走行のために足つきの良いSRX−6に乗り換えられたとのこと。

 第三集合場所出発時間の10時半になっても他にライダーは現れませんでした。なので今回は旧道者さんとRipさん、そしてあめふらし@世話役の3人での行動となります。ウロウロするにはちょうど良いぐらいの人数ですな。

 では、あめふらし@世話役以外のお二方のバイクを紹介。

ZZR1400

 旧道者さんのバイク。

 やっぱでかい。隣にある@世話役のZRX1100よりも大きく感じます。

 

 

 

SRX−6

 Ripさんのバイク。

 知る人ぞ知るヤマハの名車。モノサスなんで後期型ですね。

 ちなみにRipさんもバイク用ETCを装着されていました。

 

 

 これら2台のバイクと、あめふらし@世話役のZRX1100の合計3台でマターリと石榑峠を目指します。

ZRX1100はまともな写真を撮っていなかったので省略です。m(_ _)m

●鈴鹿スカイライン

 10時半過ぎにコンビニを出発。相変わらずクネクネ曲がりながら進むR477。標識の市町村名が「東近江市」に変わったぐらいで大きな変化はありません。快晴の青空の下、田圃の中や長閑な丘陵地帯を進んで行きます。

 R307を過ぎて淡々と2車線道を進んで行きます。山間の農村地帯を進むR477はノンビリしたローカル国道。山間の集落を抜けると2車線ワインディング道路となり、やがて平子峠を越えて甲賀市土山町大河原地区に至ります。

 国民宿舎の入口付近で休憩しようと思ったら、20台ぐらいのバイク集団が陣取っていました。R477(旧鈴鹿スカイライン)を走りに来た方々でしょう。こりゃあかんと、大河原地区の町を見下ろす道路上にて休憩。しばらくするとZX6を始め、それ系のバイクが爆音轟かせて数台通過。20台近いバイクが通り過ぎるのを待ってられないので、休憩もほどほどに早々に出発します。

 

 

 ここからはフリー走行。各自のペースで走ります。R477鈴鹿スカイラインは1997年(平9年)秋に無料開放された元有料道路。有料道路といいながらも、急カーブ・急坂が連続する2車線ワインディング道路だったりします。バイクや車で”攻める”には面白い道だそうで、土日や祝日には多くのライダーが訪れ、週末の夜になると4輪が集まってくるとか。カーブの路面には黒々としたタイヤ痕があり、どういうことが行われているか大凡の検討がつくというもの。そのうち夜間通行禁止とかバイク通行禁止とかの規制が行われそうな気がします。

 武平トンネルで武平峠を越えると三重県に入ります。トンネルを出てすぐの所にある展望台にて休憩。時間はまだ正午前。かなり早いペースで移動しています。展望台の駐車場で地元ライダーさんと雑談。地元ライダーさんでも、鈴鹿スカイラインは路面状態が悪いのであまり走りに来ないとのこと。特に三重県側が最悪なのだそうです。地元ライダーさん曰く、夜間は鹿が出るので走らない方が良いとのこと。ぶつかればバイクは一発で廃車。乗っているライダー本人も大怪我かヘタすれば死亡してしまいます。そんな道だったのね・・・。

 ここの駐車場、傾斜があるのでバイクを止めるときはご注意を。出発時、あめふらし@世話役がバランスを崩しかけたというのは秘密の話。(;´∀`)

●初セルフ

 三重県側の区間に入ります。先ほどの話の通り、三重県側の路面は最悪でした。カーブ毎に『減速帯』という名の凸凹舗装が施されていたのです・・・。その振動はすさまじいもので、すぐに手首が痛くなります。『減速帯』は滋賀県側にも施されていますが、三重県側の方が段差が激しい。あまり走りたくない道ですわ。ヽ(`Д´)ノ

 やがて平坦な道となり菰野町の町中に至ります。予定ではここで昼食にするつもりだったのですが、道の駅『菰野』手前にあったレストランの駐車場にはバイク数十台が止まっているような状態だったのでパスして道の駅に入ります。道の駅の駐車場もバイクで混雑しています。晴れた日曜日と言うこともあって、R477鈴鹿スカイラインを走りに来るバイクが多いのでしょう。道の駅に入るも土産物コーナーだけで食べる所はなし。なので 近くのラーメン屋に入り昼飯となりました。

 

 

 昼飯を食べて13時半過ぎに菰野を出発。するといきなり渋滞。何があったのか分からないままR306に入り北に向かいます。菰野の町中で給油しようとしたのですが日曜日なので休業。R306沿いに数軒あるのでどこか開いているだろうと思っていたら、沿道のGSはすべて休業・・・。この日、菰野町ではマラソン大会が開催されてとかで、そのコースとなったR306沿いのGSは軒並み休業していたようです。先ほどの渋滞もマラソン大会を終えて帰る人達の車が原因だったのでしょう。

 それはさておき、ガソリン残量が心許なくなってきました。石榑峠まで上がってしまえばあとは下りなので何とかなるのですが、

精神的にあまり良くない。なのでR421石榑峠に向かう前にいなべ市の町中に向かい給油することにしました。ところがR421を桑名市方向に向かうも沿道にGSはありません。GSの空白スポットのようです。結局、員弁川を越えた先のr5交差点角にあるコスモ石油のセルフGSまで走りました。

 セルフGSでは給油しないことにしているのですが、今回は緊急事態ゆえ給油することにします。最初に給油量を設定して料金を支払うシステム。10Lごとしかないので、最小の10Lで給油。もし溢れ出したら残金はどうなるのだろうかと思いながら給油します。見様見真似で給油。幸いにも10Lでちょうど良いぐらいでした。ガソリンもこぼすことなく無事に給油終了。初セルフは成功裏に終わりました。意外と面白かったりしたのですが、やはり性に合わない。今後も緊急事態以外で利用することはないでしょう。

【写真】R306から見た鈴鹿山脈。

●石榑峠の豆腐(三重県側)

 R421を滋賀県方向に急ぎます。宇賀渓近くの駐車場で、我々2人が給油のため先行していたRipさんと合流。再び3台となって石榑峠を目指します。宇賀渓入口からほどなくして道は狭路となり悪路区間に突入。石榑峠のバイパスとなる石榑トンネル建設現場を過ぎると、1〜狭い2車線が断続する急坂・急勾配のウネクネ道路が続きます。悪路走行に慣れている我々には普通の悪路です。(;´∀`)

 日曜日ということもあって、予想していた通り対向車が多いのでブラインドカーブでは緊張しましたが、何事もなく進んで行きます。やがて正面にコンクリートの固まりが見えてきました。そう、巨大豆腐もとい石榑峠名物の『コンクリートブロック』です。

 

 

 

 

 

 

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

 

 

 

まるで阿吽像のように鎮座するコンクリートブロック。

 

この先の狭路激坂区間に進入しようとする大型車に睨みをきかせております。

 

さて、このコンクリブロックですが、国道事務所に勤務経験のある知り合いの方によると、

このようなコンクリブロックのことを、業界用語(?)では『豆腐』と呼ぶそうです。

 

石榑峠のコンクリブロックは巨大豆腐というわけですな。

この豆腐、角に頭をぶつけると間違いなく出血します。

 

ブロックの間隔は約2m。

旧道者さんが実際に計測したところ、2120mmあったそうです。

 

この先はコンクリ舗装の1車線激坂狭路となるため、

大型車の通行を阻止せんがために設置されたとか。

 

1車線狭路の山道を走るダンプカーがたまにいますから、

こういうのが必要になってくるのでしょう。

 

今では一部の人達には有名な名所(?)になっていますね。(;´∀`)

 

 

こういうブロックなもので、たいていのドライバーは慎重にならざる得ないようです。

 

通り過ぎるときは必ず減速し車幅を確認しながら通り抜けて行きます。

 

そうか!車幅感覚を鍛えるために設置したのか。(^^)\(_ _;)

 

 

 

 

20分ほど三重県側の豆腐に居ましたが、

その間に通過した車は約5台。

幸いなことに車体を擦る車はありませんでした。

 

 

 

 

ブロックに挟まれて記念撮影です。

三脚が傾いていました・・・m(_ _)m

 

●石榑峠の豆腐(滋賀県側)

 三重県側ゲートを通過すると、すぐにR421おにぎり標識がありました。ここが国道であることの何よりの証拠。ナイスな位置に設置してくれています。ここでも記念撮影。

 やがて道はコンクリ簡易舗装の1車線激坂狭路となります。距離にしておよそ1kmの短い区間なのですが、途中に待避帯などはないために車同士はもとよりバイクと車の離合すら困難な区間です。

 

 

 

心配していた激坂狭路区間での対向車とのすれ違いはなく、無事に石榑峠に到着しました。

 

峠が三重県と滋賀県の県境。

 

そしてそこにあったのは・・・

 

 

 

 

 

コンクリートブロック

 

 

 

ちゃっかり滋賀県側にも設置されておりました。

 

( ゚∀゚)ァハハ八八ノヽノヽノヽノ \ノ \ / \ / \

 

 

滋賀県側ブロックの設置場所は、見晴らしの良いところ。

 

少し上にはNTTの電波中継所があったりします。(無断立入禁止)

 

峠からは伊勢湾と四日市などの市街地を一望できます。ヽ(゚∀゚)ノ

 

 

 

 

良い景色なんですが、

激坂狭路とコンクリブロックを通り過ぎるドライバーには見る余裕などないようです。

 

たまたまやってきたベンツE320。

ごらんの通りカツカツです。

運転手さんはさぞかしガクブルだったことでしょう。(;´∀`)

 

乗用車クラスではこのクラスが通過できる上限でしょう。

 

ここでも通過する車を見ながらしばらく滞在します。

 

しばらくすると、三重県側から懐かしいエンジン音が近づいてきました。

 

 

 

 

レビンTE37型

 

(・∀・)イイ!!

 

こんな所で出会えるとは。

テラ懐カシス・・・

 

 実はこのTE37型レビン、蒲生堂交差点角のコンビニで待っているときに走り去るのを目撃していました。そのときと同じ車でした。オーナーさんが下りてきたので、珍しさのあまりしばらく車を囲んで車談義。Ripさんは初代レビンとなるTE27型に乗っていたことあるそうで、今のエンジンとはまったく違う独特のエンジン音を聞いて懐かしがっておられました。

 このTE37型、今のオーナーさんが自力でレストアされたとのこと。本職なので修理は簡単だったそうですが、部品がないのでかなり苦労されたとのこと。一部の部品は知り合いに作ってもらったそうで。是非とも末永く乗っていただきたいものです。

 車談義の最中、どこぞのツーリング集団が通過しました。その数およそ15台。先頭はZX12Rと隼(08年型?)。鈴鹿スカイラインを走ってからこちらに来たのでしょう。

 レビンを見送ってから我々も出発。出発間際に上ってきた車とすれ違います。小さい子供さんを3人乗せたおかさんが運転する4ドアセダンです。初めて来たのでしょう。コンクリブロックを見た瞬間、凍りついたのを見逃しませんでした。路肩に車を止めた所までは確認しましたが、その後どうなったかは分かりません。おそらく引き返したのではないでしょうか。

 今日も何人ものドライバーをフリーズさせた石榑峠の巨大豆腐でした。

●宮乃温泉

 石榑峠のコンクリブロックを過ぎて滋賀県側を下ります。滋賀県側のR421は整備されており走りやすい狭路となっています。対向車に注意して走って行きます。八風街道分岐点付近にある滋賀県側のトンネル工事現場を過ぎると、沿道の木々がほとんど伐採されて拡幅工事が始まろうとしていました。7年前に初めて走った時の鬱蒼とした薄暗い狭路の面影はありません。

 途中、やたらと広く更地にしている場所がありました。工事事務所でも作るのでしょう。道路が開通すれば道の駅か何かが建つのでしょうな。そのときコンクリブロックはどうなるのか確認しに来なくてはなりません。

 滋賀県側の冬期閉鎖ゲートを過ぎると快適な2車線道になります。水を得た魚のように2車線快走路を走り ます。この快適ロードとコンクリブロックのある峠道が同じ国道なんて誰も信じられないでしょう。(;´∀`) 落差の激しい国道はあちこちにあるんですけどね。

 16時頃にR307との御園交差点に到着。16時とは言えこの季節、すでに日が暮れ始めています。これからのルートを相談。

名神は混むだろうという予測から、甲賀市経由で名阪国道に抜けて西名阪経由で帰ることにしました。そのルート上にある宮乃温泉を目指して出発し、R307に入り西日を浴びながら甲賀市方面に向かいます。

 

 

 日曜日だというのに交通量は少なめ。年前のような渋滞もなく、淡々とR307を走ります。朝通ったR477を過ぎて、日野水口有料道路へ。全長7kmの有料道路なのですが、途中で何本か一般道路と交差していたりします。しかも信号機付きの平面交差。有料道路なら一般道をオーバーパスして建設できなかったのかと・・・(以下略)。 しかも有料道路の割には路面状態はあまり良くない。快適に走れない有料道路というのものなぁ・・・。

 閑話休題。

 料金所を過ぎて少し進むとR1をアンダーパス。ほどなくしてJR草津線をオーバーパスしたところで左折してr4へ。今度は信楽高原鐵道をアンダーパスしてr49に入り、少し進んだ所にある宮乃温泉に到着しました。

 

 

 宮乃温泉は静かな農村集落の中にある一軒宿。気をふんだんに使用した建物は、どこか懐かしい雰囲気と香りがしています。浴室に行くと貸し切り状態。3人で思う存分お湯を楽しみ、悪路走行の疲れを癒しました。

●オフ会終了

 温泉から出るとすでに周囲は真っ暗となっていました。ここからだと名神経由で帰るよりも名阪国道に出て西名阪経由で帰る方が早く帰ることができます。なので名阪に向かうことになりましたが、私はこの付近の地理に疎い・・・。すると旧道者さんが、近くの農道を良く通っており地理に明るいので、先導してくれると申し出てくれました。助かった。これで夜道で迷わずにすみます。

 旧道者さんを先頭にして宮乃温泉を出発。真っ暗な夜道をひた走り、20分ほどで壬生野ICに到着しR25名阪国道に入りました。温泉を出て30分後には伊賀上野ドライブインに到着。さすがは旧道者さん。見事なショートカットでした。これから私も使わせてもらいます。

 19時頃に伊賀上野ドライブインを出発。再び旧道者さんを先頭にして晩の名阪国道を大阪に向かいます。交通量は多めですが、意外にも渋滞はなく30分ほどで天理PAに到着します。宮乃温泉で暖めた体はすっかり冷え切っていました。ホットの缶コーヒで冷え切った体を暖めます。一段落してからしばらく雑談。話も一区切りついたところで解散とします。

 

 

 20時過ぎに出発。西名阪に入り西へ向かいます。香芝ICで旧道者さんが別れ、続いて柏原料金所でRipさんとも別れました。

あとは一人で走行。西名阪〜阪神高速と走り、ガレージには21時前に到着。Ripさんから無事到着のメールが到着。旧道者さんもおそらく無事到着されたようです。

 とにかくも石榑峠オフ会は無事に終了。これで3年越しの悲願が達成されました。旧道者さん、Ripさん、お疲れ様でした。

第9回ツーリングオフ会レポート【終わり】

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