Update H22(2010).04.26

●まさかの廃止・・・Σ(゚Д゚ ;)

 

平成22年(2010年)2月12日、衝撃的なニュースが流れました。

 

【速報】宇高航路廃止へ

 香川県・高松港と岡山・宇野港を結ぶ四国フェリー(高松市)と国道フェリー(同)の宇高航路2社は12日、3月26日を最後に宇高航路から撤退する事業廃止届を四国運輸局に提出した。瀬戸大橋を含む高速道路料金の休日1000円化などで利用客が減少し、また今後高速道路無料化が進むと予想されることから、これ以上の航路存続は困難と判断した。宇高航路は開設100年(6月12日)の節目の年に姿を消す。

 

宇高航路廃止 Σ(゚Д゚ ;)マジ!?

 

 昨年(平成21年)は本四連絡航路のうち2航路が廃止となりましたが、大動脈とも言える宇高航路が廃止になるとは予想だにしていなかっただけに、このニュースは衝撃的でした。しかも来月末・・・。急過ぎる・・・。

 高速道路の休日1000円乗り放題の実施や不況による利用客減少、原油高による燃料費の高騰など、経営環境は悪化していたそうです。それを企業努力によりどうにか持ち堪えていたのですが、脳みそお花畑連中の思いつき政策でそれも無理と判断した模様です・・・。

 これは困る。瀬戸大橋経由だと坂出から移動しないとならないのですが、宇高航路なら高松市街に直接入ることが出来ます。それよりも岡山から高松への自転車や原付バイクでの移動が不可能となる・・・。平成20年(2008年)8月末で福山多度津フェリーが廃航となっているので、近くだと加藤汽船か「しまなみ海道」「とびしま海道」・瀬戸内汽船しか手段がなくなる・・・。原付バイクで四国に入るのがますます困難になりまする・・・。ヽ(`Д´)ノ

 ・・・などと言っても仕方がない。個人の力ではどうしようもないのです。_| ̄|○

 

 瀬戸大橋を走るのは疲れるので、宇高間は航路を利用していただけに残念です。

 

 今年はまだ乗っていなかったので、廃航までに乗船しておこうと、急遽『惜別宇高航路乗船オフ会』を企画。廃止前の土日は大混雑するであろうから、2週前の3月14日(日)に開催することを決定しました。

 

 と・こ・ろ・が・・・

 

 

3月4日に国道フェリーが航路廃止届を取り下げ。ヽ(゚∀゚)ノ

 

 さらに11日には四国フェリーも航路廃止届を取り下げ。ヽ(゚∀゚)ノヽ(゚∀゚)ノ

 

 さしあたり高速道路の新料金体系が実施され、その影響が分かるまでの暫定的な処置ということですが、航路存続が決定されました。

 

 『惜別乗船オフ会』は『支援乗船オフ会』となったのです。( ´∀`)

 

●夜の加藤汽船

 今回は神戸港0:55発の加藤汽船で高松入りとなりました。集合は加藤汽船神戸港乗り場です。

 13日(土)晩、阪神高速湾岸線を走って神戸へ。3月中旬とはいえ夜は寒い・・・。24時前には加藤汽船乗り場に到着します。

翌日が日曜日と言うこともあり、讃岐饂飩ツーリングに向かうという別のツーリンググループや、大阪南部からママチャリでやって来たというね〜ちゃん達など、いろんな方々がおりました。

 24時過ぎに赤の守護神さん到着。守護神さんとは平成18年(2006年)秋のオフ会以来の再会じゃなかろ〜か。結局、出港までに他の参加者の方は現れず、赤の守護神さんとの2人だけのツーリングとなりました。

 

 

 14日(日)0:15頃、折り返し神戸港0:55発の下り第1便となる高松港20:15発の上り第5便が到着。大型トラックや自動車を積んだ運搬トラックなどなど、多くの車輌が出てきます。加藤汽船はまだ大丈夫か?

 下船する車輌がなくなり、先に大型トラックやコンテナなどが乗船。一段落したところでバイクが乗船となります。固定を見届けてから客室に上がります。雑魚寝2等室は適度に空きがあります。以前のこの便なら少し混んでいたはず・・・。これも1000円割引乗り放題の影響か?見た目にも利用客が少なくなっているように思うのは気のせいでせうか?

 守護神さんと雑魚寝エリアの一角を占拠。幸いにもDQN軍団がいないのでのんびりとできます。いろいろと雑談や近況そして今年の阪神タイガースの展望などで盛り上がりましたが、気が付くと夜中の2時前となったのでお開き。寝ることにしました。

●四国フェリー

 3月14日(日)5:00頃、守護神さんに起こされて目が覚めました。フェリーはすでに高松港に到着し接岸中でした。寝ている間に高松に到着。フェリーでは寝ることが出来るので、時間が有効活用でき大変便利なのです。しばらく後に接岸。車輌甲板に下りて下船します。外は寒い・・・。日の出前ということもあるのですが、風自体が冷たい。

 ターミナルで少し休憩してから出発。早朝の高松市街を15分ほど走って高松港の宇高航路乗り場へ移動。早朝5:40発の便は四国フェリーなので、四国フェリー乗り場へ入ります。早朝便にもかかわらず、それなりの車・トラックが待ってました。

 

 

 ネオン看板の下に普通車の料金が表示されてます。マイカー(普通車)の休日割引料金は2480円(片道)とありますが、瀬戸大橋利用(坂出IC〜児島ICの場合/ETC搭載車のみ)だと1000円(正規料金だと3550円)となります。フェリーが圧倒的に不利ですわ。┐(´д`)┌

 平日昼間ならどうにか対抗できるぐらい。(フェリー:2700円 大橋の平日ETC割引:2485円) 深夜は勝負にならない・・・(フェリー:2700円 大橋の平日深夜割引・通勤割引とも1775円)。収益が悪化するのは当たり前ですわ。日本は海運がないと流通が成り立たない国。海運を潰してどないするねん。ヽ(`Д´)ノ

 

 

 

折り返し5:40発となる宇野からの便が到着。接岸前に回頭中です。

 

この姿も危うく見納めになるところでした。

 

 

 

 

乗船するとほどなくしてフェリーは高松港を出港。

 

フェリーから離れ行く早朝の高松市街を眺めます。

 

早朝便ですが、車・トラックなどが合計15台ぐらいは乗船していました。

しかしほとんどのドライバーは車中で仮眠中。

客室には数人がいるだけで閑散としていました。

 

 

 

 

高松港出港から30分ほどすると日の出を迎えました。

フェリーは直島沖を航行中。

 

 

 

 

約1時間の航海の後、フェリーは宇野港に到着。

 

乗ってきたフェリーは折り返し7:00発の便で高松に向かいますが、

これには乗船せずに次の便まで待つことにします。

 

 

 

 

朝日を浴びなら出港するフェリー『第八十五玉高丸』。

 

煙突(ファンネル)が特徴的なフェリーです。

これで見納めにならずに済みました。

 

ひとまず四国フェリー乗船終了です。

 

●鉄ネタ御免

 

フェリーを見送った後、JR宇野線宇野駅前に移動。

駅前のコンビニで朝飯を購入します。

 

しかし元@鉄だった管理人、宇野駅に停車中の湘南色の近郊型電車が気になり見に行きます。

 

しばらく鉄ネタ。( ´∀`)

興味のない方は飛ばしてください。

 

 

 

 

80系以来の伝統的な湘南色の編成は113系でした。

正面の塗り分けで分かります。

115系じゃなかった。岡山115系4連ならレアな編成だったのになぁ・・・

 

配置を見ると『京キト』の5700番台。

Tc5704以下の4連で、京都(もとの向日町)から岡山に貸し出されている編成です。

 

大阪近郊の東海道本線では姿を見ることは滅多にない湘南色・・・

@管理人が高校生の頃までは、東海道本線の快速と言えば113系湘南色だったんやけどね。

しかもグリーン車連結していた頃をリアルで見ていたりする・・・

湘南色を見ることが出来るのもあと少しのようです・・・(´・ω・`)

 

守護神さんと鉄ネタで盛り上がっている間に、213系2両編成の普通が到着。

かつては瀬戸大橋線の花形「マリンライナー」で活躍していましたが、

今は後継車輌にその座を譲り、今はローカル運用に就いています。

 

もともとは3両編成が基本だったので、転用に際しては一部を除いて2両編成となりました。

写真の車輌はTc212の100番台。

T車からの改造車で、運転台ユニットを取り付けた車輌。5両しか在籍しておりまへん。

のっぺりとした顔と側面の白塗りの部分が長いのですぐに分かります。

 

213系、ローカル運用に就いてからは乗ってないなぁ・・・。

 

ちなみに雨の場合は乗り鉄で宇野駅まで移動してくるつもりでした。( ´∀`)

 

以上鉄ネタ終わり。

 

 

宇野駅はかつては本四連絡本州側の一大拠点であった駅。

今の姿からは想像も出来ないほどに大きな駅でした。

 

今は6両対応ぐらいのホーム1面2線の行き止まり駅。

典型的なローカル線の終着駅となっています。

かつては線路がならんでいた敷地や連絡船乗り場一帯はは整地されてすっかり姿を変えております。

当時の面影はほとんどありません。

今の宇野駅西側にある宅地や道路が、わずかに当時の面影を残す程度です・・・

 

これも時代の流れですかな? なにせ20世紀末の頃のお話ですから。( ´∀`)

 

●国道フェリー

 

フェリーの出発時間が近づいてきました。

復路は国道フェリーを利用するので、少し離れた場所にある国道フェリー乗り場に向かいます。

 

フェリー乗り場に到着しますが、そこで見たのは乗船待ちの車の列とバイク。ヽ(゚∀゚)ノ

 

空いているだろうと思っていたら予想外の混雑ぶり。

接岸しているフェリーの車輌甲板も車・トラックでいっぱいという状態。

 

利用客減少というのが嘘のような混雑ぶりです。

日曜日だからかな?

毎便がこんなに混雑していたら廃航という話もでないのにねぇ・・・。

 

バイク2台ということで乗船させてもらいましたが、

後から来た倉敷のバイク屋さん主催のツーリンググループの方々は台数が多いことから次便送りとなりました。

話を尋ねてみると、ここしばらくは日曜日に積み残しが出るなんてことはなかったそうです。

 

 

 

 

7:50、フェリーは宇野港を出港します。

さらば本州。(゚∀゚)ノシ

 

客室に上がると、座席はほぼ埋まっておりました。

往路の便にはほとんど人がいなかったので、その差に驚きます。

これほど利用客がいたとはね。

 

日曜日と言うこともあって子供が多かったです。

フェリーがおもしろいのか、珍しいのか、みなはしゃいで走り回っておりました。

 

 

宇野港を出港したフェリーは高松に向かいます。

宇野行きとは違い、高松行きは本州寄りを航行します。

 

しばらく進むと三井造船玉野造船所が見てきました。

 

建造中のタンカーとか民間向けの船に混じって、数隻の海上自衛隊艦艇がいるのを確認。(・∀・)

 

しばらくミリタリネタです。( ´∀`)

興味のない方、反単戈平禾口主義の方は飛ばしてください。

 

 

 

 

手前の『5106』と書かれた船が海自の海洋観測艦『しょうなん』(AGS5106)。

平成22年(2010年)3月17日に就役の船です。

撮影したのは14日なんで、海自に引き渡される直前の写真ということになります。

見えませんが、推進器はポッド式のアジマス・プロペラとなっています。

 

その奥にいる白い船は海上保安庁の艦艇。

艦名は分かりませんが、ヘリ甲板があるのと形態からみて1000トン級巡視船でしょう。

 

奥の青い船は建造中の民間船です。

 

 

 

 

ASR403 潜水艦救難艦ちはや

呉所属なのですが、ドッグ入りか改装かで玉野にいるようです。

一般公開で乗船したことがあります。

 

 

 

 

謎なのがこの船。艦番号のない護衛艦です。

 

マストの形態や艦型からすると『むらさめ』級か『たかなみ』級のようです。

両クラスとも建造は終わっているので、新造艦ではありません。

整備の後、船体の塗装をやり直し中?

艦番号は最後に記入?

 

 

 

 

『ちはや』(左)と『謎船』(右)

『謎船』のマストの奥にもう一つマストが重なっています。

じつは『謎船』の奥にもう一隻護衛艦(艦種不明)がおりました。(*1)

 

帰宅後、写真を見て気が付いた次第。( ´∀`)

 

以上、ミリタリネタ終わり。

後、少しだけ船ネタにお付き合いください。m(_ _)m

 

玉野造船所にはもう一隻貴重な船が繋係留されていました。

 

小笠原テクノスーパーライナー(TSL)

 

 

 

 東京都や国(運輸省→国交省)のバックアップのもと、アルミ合金船体としては世界最大級の超高速貨客船として建造されました。試運転では42.8ノットを記録していました。東京〜小笠原航路に就役する計画で、大幅な時間短縮(約26時間→約17時間)が実現できると期待され、平成17年(2005年)11月の就航が予定されていました。

 駄菓子菓子、平成17年(2005年)の原油高騰により燃料の軽油の値段がハネ上がったことで、船を受け取り運行する小笠原海運が、引き渡し(平17年10月)前の6月にもろもろの大人の事情により受取を拒否。また運航すれば(経費がかさんで)倒産するということで、運航した場合の赤字の補助を東京都と国に要請するも、11月に東京都・国は支援を断念して事業から撤退。

 結局、小笠原海運も「や〜めた」となり、小笠原TSLは一度も営業運航に就くこともなく、どこにも引き取られることもなく、玉野事業所で繋留され続けているというわけです。(ノД`) 期待されながらも、一度も定期運航されないまま5年ほど経過しているわけですね。

 平成18年(2006年)6月に試験航海が実施されて良い結果を出したことで、和歌山〜鹿児島間の貨客船として活用されるとかいう話を聞いたように思うのですが、以来全く話が出ない所を見ると話は無くなったようです。米海軍に提供して沖縄〜グアム間の海兵隊専用高速輸送船に転用するという話もあったなぁ・・・。

 

さてさて、玉野造船所を過ぎると、遠くに瀬戸大橋を眺めながらの航海となります。

おとなしく客室に戻り、守護神さんと雑談して時間を潰します。

 

やがてフェリーは高松港に到着。

下船です。

 

 

 

 

宇高フェリーの高松港フェリー乗り場。

 

宇野港の乗り場と比べると大変立派な乗り場です。

フェリーから下りるとすぐに道路となっています。

フェリーの乗り場敷地ではないのでご注意を・・・。

@管理人は道路をフェリー敷地と思って飛び出したというのは秘密の話・・・

 

この後、出港するフェリーを撮影するためしばらく乗り場前で待機します。

同じ便に乗っていた、先のツーリンググループのお一人の方といろいろな話をして盛り上がりました。(・∀・)

 

 

 

 

乗船した宇高フェリーの『こくどう丸』。

平成3年(1991年)11月竣工のフェリーです。

 

折り返しの便で宇野港に向かうフェリーを見送り、出発です。

 

*1:後日、掲示板に情報を頂きました。艦番号のない艦が『いなづま』(DD105)。その後ろにいた艦は『さざなみ』(DD113)。共に定期検査にて造船所に来て

   いるとのこと。EBIXERさん、情報ありがとうございました。m(_ _)m (H22.05.20追記)

●讃岐饂飩

 時刻は午前10時。今回の最大の目的であった『宇高航路乗船』はお昼前に終わってしまいました。このまま自走で帰るのもなんなので、高松に来たのだからと讃岐饂飩を食べることにしました。先ほどのライダーさんはお仲間が次便で来るので待たないとならないとのこと。挨拶して我々2人は国道フェリー乗り場を後にしました。

 とりあえずR30を高松市街に向かいます。が、どこに店があるか分からない・・・。「走れば見つかるだろう」と思って市街中心部まで来たものの、R30沿いには見あたりまへん。( ´∀`) 街中に少し入ればあったのですが、バイクを停めるスペースはなし。最近はバイクでも駐禁とられるから簡単に停められまへん。

 で、ちらりと見かけたJR高松駅前の讃岐饂飩の店に向かいましたが『支度中』で入れまへん。(;´Д`) こうなると意地でも饂飩を食べたくなります。市街地内では無理だと判断し、一応昨晩出発前にネットでちらりと見た地図でうろ覚えの饂飩屋さんに向かうことにしました。

 高松市街地から出て西に向かい、香東川を渡った辺りで北に向かいます。覚えていたのは”香川県警警察学校の近く。警察学校の北西角付近にある。”ということだけでした。

 「これだけで行けるかなぁ〜」と思っていたら、簡単に着きました。

 

 

 

手打うどんの『つるや』さんヽ(゚∀゚)ノ

 

11時前でしたが、朝飯兼昼飯ということで手打うどんを頂きます。(゚д゚)ウマー

 

本場の讃岐饂飩はおいしいです。

あ、@管理人に食べ物のレポを書く能力は低いので味のレポは書けませんです。(^^;)

 

●小豆島航路

 『つるや』さんを出た後、来た道を走って高松港に戻ります。まだ半日あるので小豆島経由で帰阪することにしました。

昼からはフェリー乗船オフ。瀬戸内の離島航路の乗り継ぎということになります。

 高松〜小豆島間は四国フェリー以外にも、国際フェリーと内海フェリーが運航しています。今回は土庄港に発着する四国フェリーに乗船します。理由は道ネタ絡みです。(^^;)

 

 

 

高松港の四国フェリー・小豆島航路乗り場に到着。

しばらくすると『第二しょうどしま丸』が到着しました。

 

宇高航路のフェリーとほとんど同じ形しています。

やはり煙突(ファンネル)が特徴的です。

 

 

 

 

11:35発の土庄行き7便に乗船。小豆島に向かいます。

遠ざかる高松市街。

 

 

 

 

途中で土庄発高松行き6便の『第一しょうどしま丸』とすれ違います。

 

この後、客室に戻りますが、眠くなり30分ほど寝てました。

さすがに早朝から活動していると疲れます。( ´∀`)

 

●小豆島

 小豆島土庄港到着は12:42。

午後の部である小豆島ツーリング開始です。

 

 

 

 

まずは土庄港高速艇ターミナル近くにある『平和の群像』。

何度も映画化・ドラマ化された『二十四の瞳』をモチーフにしたブロンズ像です。

 

小豆島には『二十四の瞳映画村』という観光名所があります。

ここは映画撮影用のために作られたセットです。

今回は時間の都合でパスするので、ブロンズ像だけ撮影です。( ´∀`)

 

 

続けて訪れたのが土庄市街地内にある土庄役場近くにある永代橋。

ここにあるものを見に来ました。

 

それは

 

 

 

 

 

 

川ですか。何か? (゚д゚)?

 

誰がどうみても川にしか見えません。

良くある市街地内の川のように見えますが・・・・

 

 

実は海峡なのです。(゚Д゚ ;)

 

 

川にしか見えないこの水路は、”土渕海峡”と呼ばれる海峡。

 

小豆島と前島の間にある海峡で、長さ約2500m、最大幅約400mで、最小幅が9.93mという海峡。

平成8年(1996年)にギネス認定された、『世界一狭い海峡』なのです。ヽ(゚∀゚)ノ

 

最狭部は上に掲載した永代橋の付近だとか。

役場前は『フレトピア公園』という海上公園になっております。

 

ちなみに世界最大の海峡は、南米ホーン岬と南極大陸間にあるドレーク海峡で、

その距離は最狭部でも約650kmだとか。

土渕海峡の約65000倍ですな。

 

 

土渕海峡を後にしてR436に戻ります。

あとはひたすらR436を走って福田港に向かうことにしました。

 

 

 

 

福田港発のフェリーは15:30発なので、あと2時間半ぐらいしかありません。

寒霞渓や他の観光地に寄っている暇はなさそうです。

 

なのでR436をひたすらトレースして走ることにしました。

 

はい、午後は国道走行オフになりました。しました。

 

ちゅうか、それが目的だったりします。(^^;)

 

道は整備された2車線道が続きます。

急カーブが連続する1車線狭路坂道などはありません。

 

途中で道の駅に寄って土産物などを買うなどして、まったりと海岸線に沿って走って行きます。

 

 

 

 

天気は快晴。

穏やかな瀬戸内海の風景が映えます。ヽ(゚∀゚)ノ

 

 

 

 

小豆島東部まで来ると交通量は少なくなり、マイペース走行が出来るようになります。

気持ちの良いシーサイドランです。

 

 

 

 

走りながら後ろを走る守護神さんを撮影。

脇の下から撮影したので、傾いています。

危ないから真似しちゃだめですよ〜。

 

 

 

 

R436の沿道にはいくつものモニュメントがあったりします。

それらを見ていくのも面白いかも。

 

福田港近くにあった巨大な右足。

”法の●三法行”とは全く関係ございません。

 

 

 

 

14:30、福田港に到着。

姫路行きフェリー上り5便まで余裕があります。

 

 

 

 

お腹が減ったので、臭いの誘惑に負けて烏賊焼きを購入。

焼きたてはうまい!(゚д゚)ウマー

 

港近くの土産物屋で土産物を購入したりして時間を潰します。

 

乗船時間が近づくにつれて車が増えてきました。

 

 

 

 

15:15、折り返し上り5便となる姫路からの下り4便が到着。

本日最後のフェリー乗船となります。

あっと言う間の小豆島ツーリングが終了です。

 

●小豆島急行フェリー

 

乗船してしばらくするとフェリーはすぐに出港。

姫路港を目指します。

 

日曜日の夕方姫路着の便ということで、意外と利用客が多く、客室内は混雑していました。

やはり子供の姿が目立ちます。

家族でドライブという方々が多かったようです。

 

カーペットエリアの一角を陣取ると、2人ともすぐに横になり寝てしまいました。

さすがに3時間弱の睡眠と早朝5時からのバイク運転は疲れます。

姫路まで約1時間40分のうち、1時間ほどは寝ていました。⊂⌒~⊃_Д_)⊃

 

 

 

 

17:10、フェリーは姫路港に到着。

ターミナル前にバイクを停め、これからのルートを考えます。

無難に山陽道〜中国道というルートで帰ることに決めました。

 

 

 

 

姫路港17:25発の下り第5便となって出港する『第八おりいぶ丸』。

 

フェリーを見送ってから姫路港を出発しました。

 

●最後は渋滞で・・・

 

R250に向かいがてら道ネタ活動。

R436本州区間の走行です。

 

 

 

 

姫路港からのR436は、3ケタ国道らしい狭路でした。

とても国道には思えない狭路。

最初は間違って別の道を走ってしまい、途中で気付き引き返したというのは秘密・・・

 

R250→姫路港方向でも間違いなくルートを間違えます。

 

R250に出て道活動終了。あとは大阪に帰るだけです。

 

 R250からr62に出て市街地を通りR2に向かいます。が、日曜日夕方だけあって渋滞気味・・・。素直に姫路港から市道(?)経由でR2に出た方が早かったですな。(^^;)

 R2姫路バイパスに入り神戸方面へ。交通量の多いバイパスを淡々と走ります。疲れていたようで、姫路JCTでR2姫路バイパスから播但道に入るつもりが、なぜか姫路東ICで下りてしまいました。「なんでだろ〜」と思いながらも地道を進み、花田ICから播但道に入りました。やっとこさ山陽道に入り神戸方面へ。三木SAに入り休憩します。

 日曜日の18時過ぎ。神戸・大阪方面に向かう行楽客の車で駐車場は混雑しています。・・・というかそれだけではなさそう。SAにある渋滞情報を見てびっくり。

 

 渋滞25km Σ(゚Д゚ ;)

 

 中国道宝塚IC付近から山陽道にかけて渋滞25km・・・。_| ̄|○ 三木JCTの少し先から渋滞が始まっているとか。それでSAで長時間休憩(渋滞解消待ち?)している人が多いのか?

 SAまでの途中の電光掲示板でもそういう表示があったので覚悟はしていましたが、山陽道に入ってから渋滞距離が全く変わっていません。むしろこれからも延びる可能性も・・・。阪神高速経由で帰阪しようかとも思いましたが、そちらも大渋滞・・・。な のでまだ休憩できる山陽道〜中国道経由で行くことにします。30分ほどSAで休憩していましたが、渋滞はまだまだ続きそうです。自宅に帰る時間の都合もあるので19時過ぎには出発。

 三木JCTまでは渋滞もなく快適に走行。100k/h以上でぶっ飛ばしていく車もちらほら。「どこが渋滞やねん」と突っ込みたくなりますが、情報通り三木JCTの少し先から渋滞・・・。気●庁の天気予報よりも当たりますね。神戸JCTを先頭に山陽道は大渋滞。神戸JCTから先は中国道が大渋滞。どれだけ車が集まってきとんねん。ヽ(`Д´)ノ  とくに神戸JCT手前の山陽道(上り線)は1km近く車が動いていなかった・・・。もう滅茶苦茶。

 渋滞の中を走るのは疲れるので、西宮名塩SAに入ろうかとも思ったものの、路肩にはSAに入る車の長い列が・・・。こりゃSAは大混雑だなと思いスルー。こんな状況下では車内に居る人は地獄でしょうね。追突事故が起こるのも納得。

 車列がようやく流れ出したのは宝塚西トンネル付近から。メーターを見ていましたが、情報通り渋滞は25kmほどありました。

25kmの渋滞をバイクで走るのは疲れました・・・。

 吹田からは渋滞気味の近畿道を南下。途中、摂津付近で2kmほど渋滞していましたが、25kmの渋滞に比べればどうってことはありません。東大阪北ICで守護神さんと別れるとあとは単独走行。八尾ICで下りて地道を淡々と走り、ガレージに到着。無事にツーリングオフ会は終了しますた。

 帰宅後、守護神さんから掲示板に『無事帰宅』との書き込みがありました。無理につき合わせてすみません。m(_ _)m お疲れ様でした〜。(=゚ω゚)ノ旦~

●あとがき・・・

 瀬戸内航路ですが、これからますます存続の危機に立たされる可能性があります。原油価格の高騰と不安定な景気の先行き、脳みそお花畑連中達の愚策に謀策などなど、フェリー業界にはうれしくない要因が多すぎますからね。

 中国四国航路では、平成20年(2008年)以降、中国四国フェリー(竹原〜波方)、福山多度津フェリー、呉松山フェリーの3社が撤退。他の航路でも再編や減便などの合理化を進めてどうにか運航している状況です。

 今度の危機は6月。平成22年(2010年)6月施行予定の高速道路の新料金体系が、瀬戸内航路にどれだけの影響をもたらすかによっては、宇高航路の存続問題が再発する可能性が高いです。利用客の動向によっては、高速道路の影響を受けない小豆島航路も再編する可能性もあります。

 さてどうなるか・・・。

 

 閑話休題。

 

 さてさて、2年半ぶりぐらいのツーリングオフ会でした。今回は多少偏った企画内容でした。( ´∀`) どちらかというと『乗り船』企画でした。それはそれで面白かったのでいいんじゃないかと・・・。走りっぱなしもしんどくなってきた年頃なんで、休憩できるフェリーは貴重なのです。

 今年はあと1・2回は開催できたらなぁと思っております。今度は悪路走行オフでも開催しましょうか?( ´∀`)

 

 それでは〜。(=゚ω゚)ノ旦~

第10回ツーリングオフ会 レポ【終わり】

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