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しまなみ海道ツーリング2011(1) |
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気が付けば10月。もう瀬戸内ツーリングの季節となりました。あめふらし@管理人が主催する火曜日ミーティングの原付ツーリングフとしては、今年でなんと8回目となります。もう8年になりますか・・・。で、今年の行き先は”しまなみ海道”。昨年、一昨年と2年続けて”とびしま海道”だったので、今年は南北方向というわけです。しまなみ海道は平成20年(2008年)10月以来3年ぶりになります。 今年の日程は10月第三週の月曜日〜水曜日。出発は10月17日(月)の晩。15日(土)は一時はどうなるかと思わせる悪天候でしたが、16日(日)には回復に向かい ました。週明けの月曜日からは秋晴れが続くとのこと。”あめふらし”の異名通り、雨を喚ぶのかと思いましたが、それはなかったようです。( ´∀`) |
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【写真】 集合場所にて。毎年恒例の風景。 |
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17日は早めに仕事を切り上げて帰宅。 21時頃に集合場所である田辺駅前のローソン に到着すると、しょっち〜さんとしのやんがおりました。
しばらくすると、ひすさんとひすさんの知り合いであるライダーさんが到着。 とりあえずこのメンバーで大阪南港に向かいます。
あれ?しのやんは気が変わって参加かなと思っていたら、わざわざ南港までお見送りです。
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【写真】 南港FTにて。 |
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さらに南港FTでは、せ〜やんさんとじゅんちんさんもお見送りに駆けつけてくれました。来年は一緒にいきましょう!
さて南港では泉州組のひろみちゃんと初参加であるはっちさんとも合流。総勢6名でのツーリングとなります。
はっちさんは時間に間に合いそうになかったため、車(トラック?)にバイクを積んで来たそうです。
「そうだ。みんなのバイクを積めば安く付く!」 (・∀・)イイ!!
来年の課題ということで・・・ ( ´∀`)
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さてさて、なんだかんだで乗船券を購入し、しばらく待機の後に乗船。 いつも通り車両甲板にバイクを並べると、いそいそと部屋に上がります。 2等雑魚寝ルームは私ら6人だけの貸切状態の模様。(・∀・)
駄菓子菓子、そこは大人。 まだやってくる方がいるかも知れないので決められた場所(指定場所)で出港を待ちますが、 待ちきれない我々は早くも宴会モードに突入。 早々に飲み物を買ってきてせ〜やんさんから頂いた差し入れを食べ始めます。
いただきます。
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【写真】 せ〜やんさんから頂いた差し入れで早速宴会開始。せ〜やんさん、ありがとう。 |
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22時30分、四国オレンジフェリーのフェリー『おれんじ7』は大阪南港を出港します。 これは他に誰もこなさそうと思っていたら、自転車乗りさんが一人入って来られました。 都合、合計7名での貸切となります。
声をかけたのがきっかけで、自転車乗りさんは我々の宴会に参加してくれました。 ・・・というより、引きずり込んだかも?
24時の消灯までの間、あれやこれやと大いに盛り上がりました。 疲れているところすみません。m(_ _)m
ちなみにこの自転車乗りさん、学部は違いますが、ひすさんの大学後輩であることが判明。 お二人で大いに盛り上がっておりました。
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日付が変わってしばらくして就寝。翌10月18日(火)朝5時半頃に起床となります。 眠い・・・。 そんな眠気もフェリーから降りて、朝のひんやりした空気を吸うと吹っ飛びます。
ターミナルビル前でダラダラしていると、同室だった自転車乗りさんがやってきはりました。 挨拶すると約20km先の自宅に帰ってから出勤だそうです。 あまり寝てないかも・・・。 ほんと、すんませんでした。m(_ _)m
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朝6時半頃に東予FTを出発。まずはいつも立ち寄るコンビニに移動。ここで饂飩を食べて朝食とします。 数年前は讃岐饂飩を売っていたのですが、なぜか販売中止になり、おでん汁に饂飩を入れています。何があったのだろう?
コンビニを出てR196で今治方面に移動開始。 朝の通勤時間帯なので交通量が多いのですが、信号が少ないので流れは良く順調に進めます。 r38(県道今治波方港線)に入ると市街地に向かう車が激増。 信号も多くなり流れは悪くなります。時間的に余裕があるツーリングなので、車列に入り行儀良く淡々と走ります。
R317〜r161(県道糸山公園線)で今治市街地を抜けて郊外の工場地帯(造船所が多い)を通り抜けます。や がて急カーブ・急坂の2車線坂道に突入。 グルグルと一回りしてトンネルを抜けると糸山公園に到着。
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【写真】 展望台にて。後方はこれから渡る来島海峡大橋。 |
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朝の8時ということで、公園にはほとんど人はいません。
事実上の貸し切り状態です。
展望台からは来島海峡と来島海峡第三大橋を一望できます。 よくもまぁ、こんな大きな橋を架けたものです。
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これから私らは来島海峡大橋を始めとして8つの大橋を渡って広島県尾道市に向かうわけです。 これらの大橋のうち尾道大橋以外の7橋は西瀬戸自動車道の橋を利用して渡ります。
車やトラックが爆走する自動車専用道を原付が走るのではなく、別に設けられた『原付専用道』(有料)を走るのです。 歩行者・自転車道』もありますが、原付道とは別に設けられています。
3ルートある本四連ルートのうち、徒歩や自転車もしくは原付バイクで渡ることが出来るのは、 この西瀬戸自動車道のルート、いわゆる『しまなみ海道』だけなのです。
自動車道は一時停車禁止なので、雄大な瀬戸内の風景を車窓からとか走りながら見ることになりますが、 徒歩・自転車道、原付道だと、気に入った場所で止まって眺めることができます。
このルートは何度走っても飽きません。
30分ほどしてから出発。r161を少し戻って原付道入口に到着。いよいよ『しまなみ海道ツーリング』が始まります。
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【写真】 原付道入口。ここから専用道に入ります。 |
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「さぁ、原付道を極めるぞ!」
・・・とかっこいいことを言いながら走り出しますが、さっそく足はとまります。
西瀬戸自動車道だと、バイクでも駐停車禁止。ですが原付道(と徒歩・自転車道)は何度でも止まれるし引き返せる。(・∀・)イイ!! 好きなだけ橋の上から雄大な景色を楽しむことができます。 原付バイクにだけ許された特権です。横を走る車や観光バスに優越感。
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さらに、来島海峡第二大橋と第三大橋の接続部にあたる馬島にも降りることができるのです。 島からの接続道路もありますが、通行許可証のある島民の方の車や自治体・JB本四・保守関係の車両だけしか降りられないようです。
なのでかなり得した気分です。
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【写真】 地上からエレベータを見上げます。車道や原付道は かなり高い場所にあります。 |
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エレベーターに原付バイクを積み込み島におります。 ここからも来島海峡大橋の雄大な景色を見ることが出来ます。
ちょうど、昨年・一昨年と利用したせんぎん渡船が通って行きました。 |
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【写真】 撮影会。カワサキ車は@管理人のKSRだけ・・・。 |
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ここでしばらく撮影会の後、再びエレベーターに乗り込みます。
我々と入れ違いで、自転車道から降りてきた年配の方がおられました。 定年後に自転車を購入して走っているとのこと。 ひろみちゃんの「かっこいいですね〜」という言葉にニヤリとしていたのが印象的。 元気な方でした。
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さて来島海峡大橋の残り2本の橋も渡り、四国本島から大島に移動します。 車道からは1.2車線ほどの連絡道路で島に降りるのですが、原付専用の高架道路はゴーカートのようなコースでおもしろい。 対向車と歩行者・自転車に注意しながら下って行くと、展望台で皆が休憩しておりました。
走っては止まりの連続ですが、これは火曜日MTのツーリングでは”当たり前”のことなのです。
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【写真】 休憩ちゅう。おっちゃんはドリームに釘付けでした〜。是非買いましょう!(・∀・)ニヤニヤ |
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この日は朝からは快晴の良い天気。 暑いぐらいの晴天で、絶好のバイク日和。 もちろんウォーキング日和であり自転車日和でもあります。
なので自転車でしまなみ海道を走る方達も結構見かけました。 レンタル自転車のママチャリで走る方、自分で購入したロードバイクで走る方などなど。 今年は特に多い。なんかブームになっているのでしょうか? 私らが休憩していると60歳代のおっちゃんが停まって、しょっち〜さんのドリームに釘付けでした。 憧れのバイクだったようですよ。
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連絡道路を下って島におります。 帰りに乗ろうと思って今治市吉海町下田水(しただみ)の港に立ち寄ると、なんとフェリー休航の張り紙ががが・・・。
通勤通学客や旅客向けの高速艇は運航していますが、利用客減少により平成23年3月からバイク・車向けのフェリーの運航は休止したとのこと。 今治市街に直接入る事が出来て便利なフェリーだったのになぁ。残念・・・。(´・ω・`)ショボーン
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上の写真は平成21年(2008年)10月に撮影した、運航していていた頃のフェリーの写真。 瀬戸内の離島航路によく見られる形のフェリーでした。
@管理人としては、昨年(平22年)10月のツーリングで今治港に入港するフェリーを見たのが最後となりました。 また復活してくれることを祈ります。
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閑話休題。
下田水からはR317を走ります。 島ですがアップダウンのある道路。 国道なので整備された快適な2車線道となっており、各自マイペースで走りを楽しみます。 そしてあっという間に島の反対側にある今治市宮窪町宮窪の町に到着。
ここからも対岸の伯方島にフェリーがあるのですが、一日7便のみという少なさ。 昔、乗船したことがあるのですが、漁船のようなフェリーで驚きました。 こちらは中間にある鵜島への生活フェリーでもあるので、よほどのことがない限りは廃航路にはならないかと・・・。 今度機会があれば火曜日メンバーで乗船してみましょう。
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【写真】 来島海峡大橋以外は無人で、料金箱に通行 料を入れて渡ります。 |
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大島北岸をr49(県道大島環状線)で走り、次の橋である伯方大島大橋を渡ります。
大島と伯方島の間にある見近島という小さな橋を境に、大島側が大島橋大橋、伯方島側が伯方橋という2本の橋で構成されています。 橋名はこれらの総称です。
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【写真】 塩ソフト。向こうに見えるのが伯方大島大橋。 |
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伯方島に渡って立ち寄ったのが、道の駅『伯方SCパーク』。
まずはここで売っている”伯方の塩ソフト”を食べます。(゚д゚)ウマー 復路に立ち寄ると店が閉まっているので、往路に立ち寄らないと食べられないのです。
この後、伯方の塩ラーメンを食べに行こうかという話にもなったのですが、時間が早いので尾道まで移動することにし、給油の後出発。 大三島橋を渡って大三島に入ります。 |
大三島に入ってからはフリー走行。 ・・・と言ってますが、私一人だけネタ集めのために道活。 他の皆さんは道の駅『多々羅しまなみ公園』で大休憩でした。(^^;)
さて、この日は本島に良い天気です。空が本当に青い。 先週末の雨が上空の塵を落としてくれたのでしょう。 ストレスが一気に吹き飛ぶような青空です。 にしても暑い・・・。夏日であることは間違いないです。 |
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【写真】 景観的にも美しい多々羅大橋。 |
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公園からは多々羅大橋を一望できます。 多々羅大橋は斜張橋と呼ばれる、鳥が羽を広げたような形をしています。 正式には”三径間連続複合箱桁斜張橋”と言うそうな・・・。
左右対称の大橋は景観的に大変美しく、ちょうど良い長さなのでコンパクトにまとまっています。 真横から見られる展望台もあるのですが、そちらはまたの機会にでも・・・。
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正午頃に道の駅を出発。多々羅大橋に向かいます。 グネグネした連絡道路を走り多々羅大橋を渡ると広島県に入ります。 思えば遠くに来たもんです。・・・って、ほとんどフェリーで移動なのですがね。
多々羅大橋で生口島に渡ります。ミカン(かな?)畑の中を行く連絡道路を気持ちよく走り、海岸沿いのR317に向かいます。 するとR317交差点手前でしょっち〜さんが自転車に近寄り何かしています。
「チェーンがギアに食い込んで外れないんよ」
レンタル自転車でしまなみ海道を走っていたら、チェーンが外れて後輪のギアの間に食い込んでしまったとのこと。 工具など持っていないので困っていたところに、しょち〜さんがやって来たので助けを求められたとのこと。
で、乗っていたのは濠太剌利(オーストラリア)の方でした。Σ(゚Д゚;)マジ?
では、しょっち〜さんは英語ペラペ〜ラで会話していたのかというとそうではなく、 あちらさんが日本語ぺらぺ〜らだったので、我々もコミュニケーションがとれたのです。 東京の日本語学校に勤める方で、休みを利用してしまなみ海道を走りに来たとか。明日は石鎚山に登るとのこと。
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【写真】 火曜日救援隊出動!あっという間に修理終了しますた。 |
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それはさておき、こういうトラブルの時には頼りになる火曜日メンバー。 ひすさんが工具、しょっち〜さんがオイルスプレーを持って来て、ガチャガチャしながらチェーンを引っ張り元に戻しました。
「アリガトウゴザイマス」 「お代高いで。100万いただきます。」 「!?」 「冗談。冗談。ははは・・・」 「hahahahaha・・・」
という、ちょっとした国際交流もございました。 鯨問題とかで印象が悪くなった(豪の)日本に対する印象は少しは良くなったか?
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人助けをした後は気持ちが良いものです。(・∀・) 気持ちが良いので、生口島を右回りに北上しながら快走! 海を右側に見ながらいくつかの町を通り抜けます。
やがて尾道市因島洲江町の赤崎港に到着。 ここからは三光汽船のフェリーで対岸の因島に移動します。
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【写真】 赤崎港。後ろが生口橋。がんばって航路を維持してくれています。がんばれ!三光汽船。 |
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先の今治大島フェリーが休航になったため、 しまなみ海道に残るフェリー航路は三光汽船の金山赤崎航路とシーセブンフェリー、尾道渡船だけとなってしまいました。
この金山赤崎航路も料金値下げと便数削減、減便(日曜全休など)などの経営努力によって航路を維持している状態。 車を運転できない、自転車しか乗れない方にとっては生口島と因島を行き来するには無くてはならないフェリー。 高齢の方が自転車で急勾配の連絡道路を上り下りするのは無理な話ですわ。 実際、金山赤崎航路も自転車の利用者が多いのです。
さて赤崎港で30分ほど待ってフェリーに乗船。海上から生口橋を一望しながら5分ほど進むと因島の金山港に到着。 あっという間でしたが、橋を渡るのではなく海を渡るのも変化があって面白いものです。 ちなみに赤崎金山航路はR317の海上国道区間となっており、れっきとした”国道”なのです。はい。
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【写真】 金山港を降りるとR317に入ります。 |
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因島に渡りました。
生口島はのどかな農村地帯という感じの島でしたが、因島まで来ると町も大きくなります。 市街地を通り抜けて急坂を上り、R317しまなみ区間で唯一のトンネルを抜けると市街地に入ります。 淡々と走り抜けると、郊外の漁港風の町に入ります。その辺りは瀬戸内の漁港の雰囲気が残っています。 再び坂を上ると因島大橋入口に到着。あっという間に因島クリア。
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【写真】 因島大橋。因島側から撮影。 |
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因島大橋。
2階構造の長大吊り橋で、昭和58年(1983年)に完成したときは日本最長の吊り橋だったそうで。 瀬戸大橋と似ているなぁ〜と思っていたら、ここでのノウハウを瀬戸大橋や大鳴門大橋に生かしたそうです。
こうして日本の架橋技術は向上していったのですねぇ。
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さて、ここで今回参加の火曜日メンバーを紹介。 |
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しょっち〜さん |
ライダーさん |
ひすあきさん |
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はっちさん |
ひろみちゃん |
で、あめふらし@世話役 |
みなさん、因島大橋を快走して向島に渡ります。
因島とは違って、向島の南側は長閑な農村地帯のようです。 連絡道路を下って海岸沿いのr377(県道向島循環線)に入ります。 布刈瀬戸を見ながらクネクネ曲がる海岸沿いの快走路を走り、再びR317へ。 緩やかな坂道を上ると向島ICを過ぎて向島の市街地に入ります。 向島の北側は造船で栄えた町なのです。小さな島の北側と南側で全く姿が違うのです。 市街地を走り抜けて最後の尾道大橋を渡ると本州に到着です。
急坂を下りR2に出てすぐに尾道市街に入ります。 さて尾道市街に来たらお腹が減りました。お腹が空くと力が出ないので、”尾道ラーメン”を食べなくてはなりません。
しかし行き当たりばったりのツーリング。行く当てなどなく、たまたま見かけたラーメン屋さん『伝でん』に入ります。 理由は駐車場があったからだけなんですけど。
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【写真】 豚丼セット+餃子(だったと思う)。もちろんメインは尾道ラーメン。 |
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14時前という時間帯だったので席は空いていました。 すぐに6名が入ることが出来て、テーブル席を確保。 一同、尾道ラーメン定食を食べてお腹一杯。(゚д゚)ウマー
味は美味しかったとしか書きようがございません。 はい、@管理人には食べ物を評価する能力はございませんです。m(_ _)m
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店を出てからはしばしの間の休憩タイム。 土産物を探しに皆さんウロウロしておりました。 @管理人も土産を買いに近くのお店へ。 『はっさく大福』というのがあるということを聞いたので探してみたのですがありません。 店の方に聞いてみると作り始めるのは10月下旬からだそうで、9月〜10月頃ははっさく大福そのものがないそうです。 残念・・・。
渡船乗り場で待っていると、バイクを見て話しかけてくる方が数名。 皆、大阪地区のナンバーの小さいバイクが珍しいのでしょう。 フェリー+しまなみ海道で来たと話すと驚いておりました。
地元のおっちゃんの長話に付き合わされましたが、渡船が来たので話を終わらせて渡船に乗船。 15時頃に尾道を後にします。
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【写真】 尾道渡船。ここを含めて3航路にまで航路が 減りました。 |
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尾道渡船の尾道(土堂)〜向島(兼吉)に乗船して向島に移動。 この航路の歴史は古く、18世紀末〜19世紀初頭の江戸時代寛政〜文化年間に開かれたそうです。 もちろん当時は手漕ぎ船でした。
最盛期には9航路あった尾道渡船も、尾道大橋開通後は利用客の減少などにより年々航路数が減っていったそうです。 @管理人が初めて尾道に来たのは平成12年(2000年)のこと。 そのときは6航路あったのですが、今では半分の3航路にまで減少。 それも最近まで2航路まで減っていたのですが、向島に学校が開設されたので1航路復活しての3航路だそうです。 平成25年(2013年)に尾道大橋が無料開放されたらどうなるか・・・。 約220年に及ぶ渡船の歴史の中でも最大の危機となるでしょう。
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閑話休題。
船は4分ほどで向島に到着しました。
@管理人は危うく無賃乗船するところでしたが、ちゃんと下船時に料金を払っています。( ´∀`) ちなみに同じ便には、今から今治まで(レンタルの)ママチャリで移動しようとする外国人がおりました。 係員のおっちゃんは、彼に説明するのに必死で私の所に料金を徴収しに行けなかったとか。
別れ際に「あの外国人、今から走り始めても日没までに着かないやろなぁ・・・」と呟いておりました。 さて、彼はどうなったのでしょう?
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