|
あちこちツーリングしていて訪れた日本の端の駅です。 列車で訪れりゃ感動もあるのでしょうけど、 列車本数が少ないとどうしてもバイクで訪れてしまいます。 一応これも一種の『日本の端』です。 |
◇日本最端の鉄道駅 |
最東端:東根室駅【JR根室本線】(北海道根室市) |
最西端:たびら平戸口駅【松浦鉄道】(長崎県北松浦郡田平町) |
最南端:西大山駅【JR指宿枕崎線】(鹿児島県揖宿郡山川町) |
最北端:稚内駅【JR宗谷本線】(北海道稚内市) |
日本最東端の駅:JR根室本線 東根室駅 |
|||
JR根室本線根室駅が最東端と思われるかも知れませんが、頭に『東』が付く東根室駅が日本最東端の駅です。 根室市の郊外にある無人駅で、ホームは3両分ほどの長さしかありません。近くに住宅街がある駅なのに駅前には何も在りません。典型的なローカル線の駅なのです。それはそれで最果ての駅の雰囲気があっていいかも知れません。 本線と言いながら、実体はローカル線なので普通列車の本数は少なく、列車で訪れるのが難しい駅です。 (1998年9月訪問) |
|||
|
|
||
【写真左】:東根室駅の駅標。『日本最東端の駅』という柱が立っています。駅標の左に見えるバイクは私のバイク。 【写真右】:東根室駅全景。ホームはごらんの通り3両分ほどの長さしかありません。最果ての駅という感じがします。 (根室方向より撮影。写真奥が釧路方面。) |
最西端の駅:松浦鉄道 たびら平戸口駅 |
|||||
昔の国鉄松浦線、今は第3セクター松浦鉄道のたびら平戸口駅が日本最西端の駅。 平戸島への九州本島側の玄関口である田平町の中心街にある駅なのですが、駅前には銀行があるだけの少し寂しい駅です。 駅前には『日本最西端の駅』の碑が建っており、日本の最端駅を紹介する看板も立てられています。駅は有人駅ですが出入りは自由。昔の国鉄時代の面影を残す長いホームがかつての栄華を思い起こさせてくれます。駅構内には鉄道博物館のような部屋がありましたが閉鎖されていました。またホッパ車(線路のバラストをまく貨車)が保存されています。 駅の窓口で、日本最西端の駅訪問証明書を購入することが出来ます。松浦鉄道の列車の運転本数は多いので、列車でならば容易に訪問出来ます。 (2001年4月訪問) |
|||||
|
|
|
|||
【写真左】:駅前に建つ『日本最西端の駅』の碑。 【写真中央】:たびら平戸口駅の駅舎。静かなローカル線の駅。 【写真右】:駅構内は意外と広い。国鉄時代の栄華を偲ばせる長いホームが延びています。昔は長い編成の列車が発着していたホーム には1〜2両編成の気動車が停まるだけです。 |
日本最南端の駅:JR指宿枕崎線 西大山駅 |
|||
薩摩半島を走るJR指宿枕崎線(いぶすきまくらざきせん)の西大山駅が日本最南端の駅。ここも典型的なローカル線の駅で、ホーム一面だけで長さも3両分ほどしかありません。列車本数も少なく駅の周りには何もない無人駅です。その方が最果ての駅に来たという感じがします。 駅のホームにはノートが設置されており、自由に書き込む事が出来ました。日本のあちこちから列車を乗り継いで訪問されている旅人が書き込んでいました。結構な数の人達が訪れています。 駅のホームからは開聞岳を一望出来ます。 駅に向かうにはR226から入るのですが、案内表示も少なく迷いやすいので注意して下さい。 (1996年4月/2002年4月訪問) |
|||
|
|
||
【写真左】:西大山駅の駅標。『最南端の駅』と標されています。典型的なローカル線の駅。 【写真右】:駅の端にはモニュメントもあります。ホームからは開聞岳を一望出来ます。 |
日本最北端の駅:JR宗谷本線 稚内駅 |
||
北海道の背骨の様に北上するJR宗谷本線の終点が、文句なしで日本最北端の駅です。最北端の地への玄関口の駅で有人駅。有人駅だったのでホームに入りませんでした。 旭川からの直通特急も走り始めたので訪れやすい最果ての駅となったのですが、『最果ての駅』への旅を楽しむには鈍行(普通列車)を乗り継ぎながら訪れるべきでしょうね。 (1995年9月訪問) |
|
|
【写真】:中都市の駅だけに一番賑やかな駅でした。 |