中国・四国の峠

 

 中国地方の中央には中国山地がそびえており山深い所です。本州だけあって道の整備は進んでおり、国道だけを見ても一部を除いてほとんどが拡張・整備されています。

 一方、四国も四国山地があり中央部は山深い所ですが、峠道の整備は遅れています。海岸から山までの平野はそう広くないので、徐々に標高を上げて峠を越す道は希でほどんどの峠道がウネウネと曲がりくねって標高を稼いで行きます。狭い道でウネウネと走る四国の峠道は、たいへん険しく昔の峠道の雰囲気を色濃く残しています。

☆★☆ 掲載リスト ☆★☆

 ◇岡山県の峠:志引峠(→R429)

◇徳島県の峠:見ノ越・京柱峠(→R439)

◇高知県の峠:大峠・矢筈峠・杓子峠(→R439)

◇愛媛県の峠:地芳峠

【以下の国道・旧道・府道から戻る場合はプラウザの『戻る』を使用して下さい。】

R429  R439

地芳峠 (愛媛県)

 愛媛県と高知県の境にあるのが地芳峠。愛媛県松山市と高知県檮原町を結ぶR440の最大の難所である。道幅は1車線で急勾配と細かい急カーブの連続する峠道が続く。特に高知県側は山中をウネウネと進むので結構疲れる。典型的な四国の峠道である。

 現在、峠をTNでぶち抜くBPTN工事が進んでいる関係で、R440は工事関係車両の通行が多いので走る時は注意がいる。大雨の後は道路状態の確認をしてから走った方が良い。

(1997年6月走行)

TOP

峠を越えて